2024年8月12日月曜日

セッターって難しい。

 補足しますとこれはクライミングのルートを設定する人。
大会において不可欠なルートセッター(通称セッター)って役割についてのお話です。


いやほんとタイトルの通りですね。
ほんの数センチずらしただけで結果がガラッと変わってしまうくせに、それがわかるのはぶっつけ本番ってめちゃくちゃ難しい仕事だと思います。
僕自身、携わった事もあるので真剣に向き合って最後まで調整して祈るような気持ちでその瞬間を迎える姿を知ってるし、人として頭が下がります。

立場上なにか問題が起きたときに選手とセッターは反目する事の方が多いと思います。
そして、僕は割と意見を口に出すタイプなのでセッターに対する選手としてのあーだこうだというのももちろん言ったことはありますが、出会えば一般的な敬意を込めて頭を下げて挨拶をしますし、好き嫌いとかそういう話ではないです。
これから書いていくことも、個人として対個人にどうこうって話ではなく、これはシステムの話なのであしからず。



さて、前置きがなごーなりましたが本題です。
物議を醸してますね、オリンピックのセット。
特に女子決勝のボルダーについてはプロから、やったことある人、素人からニワカまで好き放題あーだこーだ言ってるので僕ももう少し深くあーだこーだ言ってみようかと。

ではそもそもコンペってなんなのってとこから。
これは、どの立場においても目的は同じでその大会においての順位をつけて楽しんでるわけですね。
少し脱線しますがあくまでその大会においてであって、観客目線で楽しむなら結果だけ見て勝ったから強い負けたから弱いみたいなそんな底の浅い競技ではないので、見るならそれぞれの輝きを見てみてください。きっともっと楽しめます。
ちなみに選手として当事者目線だとそれも含めて勝ったから強い負けたから弱いでやってました。
その奥深さに付いてこられない、単純な競技が見たい方にはクライミングならスピードおすすめしときます。
多分この文章も読むだけ無駄なのでここで戻るボタンをどうぞ。

まぁ話を戻しますと、コンペってのは優劣をつけるためにやってるわけです。
そういう意味で差別化したくないならコンペなんかやっちゃだめです。どのスポーツでもそうですがね。
差をつけたいのに公平な訳が無いんですよねそもそも。
ここまでが前提です。
ここまでの文章にも視点や立場というワードが散見されますが、今回は観客、運営、選手と大きく3つの視点がそれぞれの立場から事象を観測していきます。
構成が複雑な文章になりそうな予感なので先に謝っておきたいと思います。




ではそれぞれの視点からコンペを見てみましょう。

選手として見ると上にも書いた通り理不尽は当たり前で、個々でそれぞれ違う理不尽に対するボーダーが、統一できるものではない以上、何が出てきても全てを受け入れて上を目指すしかないんです。
これは、ルーツとしてセッターの存在しない(もしくは神がセッターを務める)アウトドアでのクライミングがあり、その中では文句を言う先がそもそも存在しなかったという源流も併記しておくべきでしょうかね。

背が低いってのは見た目にすごくわかりやすい特徴ですが、他にも弱点になりやすいものといえば、手が小さい、指が太い、手足が短いとかでしょうか?
どれも努力でなんとかなるものではないですね。
まだまだあると思いますが、これら全てに配慮してどうこうってのは不可能ですよね。理不尽と感じるボーダーも人それぞれです。
基準が設けられない以上、何が出てきても選手としては全力を尽くして頑張るしかない。
そういう理屈ですね。


観客目線で大会を見ると
チケットを買って見に行くようなクライミング好きが大会で楽しみにしているのはきっと、アツい展開で盛り上がれる瞬間の興奮だと思うんです。
順位どうこうではなく、あのトライはアツかった、あの一手ヤバかったとか、語彙力無くなるあの瞬間ですよね。
優勝はもちろんすごいですがそれ以外にもすごいやつがいっぱいいるのがクライミングの良さです。
例えば
え、あれ一撃してんの?
え、全課題ゴールタッチしてんの?
え、みんなできたアレ出来なくて、一人だけアレ登って3完なの?
え、3完45撃?
え、そこでクリップしたの?
え、何そのレスト?
とかとか、誇張はあれどある程度見たことある人はどれも思い当たるシーンあるんじゃないんでしょうか?
あんまり見たことない人はこういう、たくさんの結果に出ないすげーを楽しんでくれると嬉しいです!!
まぁそんなこんなですげーがいっぱいあるので選手たちはリスペクトしあってるんです。
敵味方とかではなく、共通の敵(課題たち)に対してベストを尽くそうぜ!結果は神のみぞ知る!!!みたいな心持ちなんです。
少なくとも僕はそうだったので観客のみなさんもそれを念頭においてほしい。
誰かの評価の為に誰かをさげたりしないように!
せっかくクライミングを見てるのに勝った負けただけでしか物事を見れない質の悪いカスが来ると雰囲気悪いから一生来んなのは少し悲しいから。
なんか選手目線混ざっちゃいました。



では、運営として見るとどうでしょうか?
そもそも現代の(特に規模の大きい)コンペは、ただ身内で強いやつを決めようぜって競技の側面だけの話ではなくなってます。
チケットを売り、お客さんに来てもらうのであれば、ショーとしての要素もあります。
継続性を考えれば楽しんで満足してもらうところまで目標になろうかと思います。

草コンペで関係者(観客、選手、運営含め)全員が身内ならば競技性として許される範囲であれば何してもいいという論も通るでしょう。身内なら楽しめますからね。
しかしチケットを買って観に来てくれた不特定の方を前にそれは暴論となるのも自明でしょう。
誰一人ゴールができない課題を見ていて観客は面白いでしょうか?
スタートできないまま帰っていく選手をどんな気持ちで見ればいいんでしょうか?
足のスリップだけで勝負が決まるの、観客の求めてる興奮を提供できますか?
競技性も担保しつつ、ショー要素とのバランスをとって選手、観客ともに不満が少ない運営をきっと目指してると思うんです。

そのためにはある程度、理不尽に対するボーダーを運営(この場合セッター)がコントロールし、見てて理不尽さばかりが印象に残ることの無いような課題設定を目指すべきですね。
そしてそこを見誤ってしまったらそれは失敗なんだろうと思います。
めちゃくちゃ団子になったとか、決勝まで来てる選手がスタートすらできない課題があるとか、誰一人ゾーンすらつかなかったとか。
これは何を言っても事実として選手の頑張ってる姿を観客の前で引き出せなかったセッターの責任です。
あまつさえ選手に対して何が出てきても出来んやつが悪い文句言うなと運営が言い出すのは能力の低さを責任転嫁してるだけですから目も当てられませんよね。
セッターの作品発表会じゃなくてあくまで選手の頑張りを観客の前で引き出すのが目的だってもうちょっと考えてくんね?みたいな時はありますが
ただ、まじでめちゃくちゃ難しい仕事なんですよ。
蓋開くまで結果は見えないんですから。
そもそも誰も団子作ろうとか、あいつスタートできない課題にしてやろうとか思って作ってないんです。
故意を疑う論調もありましたが、どこにも誰にも肩入れしないという美学が彼らにはあるんです。その担保として、そもそも選出する時にセッターチームの中で出身や登りのタイプといった属性が偏らないようになってるんですね。
つまり、あの1課題目はたまたまそういう事故が起きただけなんです。
実際僕の尊敬するほとんどセッターさんたちはこういう事故が起きたときはめっちゃ神妙な面持ちでいらっしゃいますしね。

それぞれの視点からオリンピック女子決勝1課題を見るなら

選手 うむそういう系ね
観客 スタートできない4分はちゃうやろ
運営 ああ、、、あああ、、、
野次 推しが頑張ってる姿をもっと見せろや!
無知 差別が!公平性が!多様性が!

てなところではないでしょうか?

ちなみにそればかり言われてますが3課題目は背の低い方から2人とヤンヤだったように記憶してますが違ったかな?
あれはヤンヤがヤンヤだっただけで神展開だったのでは?



じゃあそもそもなんでそうなったかってところも紐解いてみましょう。

そもそも課題の短いボルダーのほうが一つの要素がより際立ちます。
それぞれ利点としても弱点としても際立ってしまうんです。
距離保持パワーバランス精神力といろんなステータスの中でどれを試されてもおかしくないんですが、あいちゃんにとっては距離は大きな弱点ですね。
たまたまそれがフォーカスされた課題だったんです。それはそういうもんなので、彼女も文句言わずその理不尽をリードで補ったんです。
いや神でしょあれ、かっこよすぎ讃えろもっと。



まあ何かって言うと、あれを見て歪んだ印象が広がってるような雰囲気を感じましたが、僕達当事者からするとその理不尽も含めて、立ち向かう姿がお互いに対するリスペクトに繋がり、そのリスペクトが国境を越えた声援に繋がるのがクライミングの良いところだと思って、この競技をしてます。

無知が故の批判をするくらいなら、まずは競技を知り、彼らを讃えてください。
みんなかっこよかった!!!!!!!


そしてセッターさんたち。
批判はすぐ飛んでくるけど称賛はそんなに聞こえないし基本的に反省点0で終わる事なんか無いだろうし大変な仕事です。
理想が食い違う事はありますが、それはさておきいつも、大変な役目をありがとうございます。
神セットだったと思ったら縁の下の力持ちな彼らにも惜しみない賞賛を。

いつにもましてまとまらねー文章になりましたが伝わると嬉しい

2024年5月15日水曜日

ほぼオンタイム。

先月のことなのでまあいうたら誤差ですよね。
ついにほぼオンタイムでの更新に成功してます。
何年ぶりの快挙?

さて今回の登場人物は河上くん。
とりあえず行先も決めぬままに車を走らせてたんですがいよいよなんも決まんないのでまあ知ってるとこ行くかってな具合でたどり着いたのは徳島山奥でした。

河上くんは初ってことなのでほぼアテンド。
まずは釈迦力とかあるとこへ。山奥には何度か訪れてますがどうやらここへ降りたのはこの時ぶりですね。

とりあえずやっぱり釈迦力から。
再登のはずなんですが、こ、こんな悪かったっけ...
吹っ飛んだりしてちょっと焦りましたがやってりゃできるようになり安堵。
ガバまでは足ないほうがいいですキャンパが正義。
釈迦力これマジでほんとに名作すぎます超おすすめ。
河上先生もすぐにって感じでお次一番右へ。

これも再登のはずなのにハマります。
ひええ。
とか思ってたらなんか特殊な持ち方?利かせ方?が分かった瞬間ガバになりました。
しかも過去の自分ここハマってないって事実にさっき気付きました。
あれえ。。。
涅槃こっちも面白い!!

ついに一番左へ。
ここまではいうても再登でしたが、こっちはお初です。
高くて怖くて行き詰まること半刻ほど。
それらしきシークエンスに思い当たるものはあったものの、固めて出る感じにならなそうだったので躊躇してました。
ここで美学に反する弱さの情報探しを敢行。
背に腹は代えられぬってことで。
結果
やっぱそうやん!!(やっぱそうなんか...)
読みは合ってた喜ばしさと、読めてたのに見る前に実行できなかった反省と、想像に難くない怖さとで発言と心情にズレが発生しました。
まじかあ。。。。
そうだとわかってやってみると出来るもんですがいや試される一手でした。
抜けのガバの縁がチリっと欠けてあわあわしましたが無事に生還。
普賢体感二段はひょええって感じでした個人的には。

そして豊富な情報をもったフラッシュよりノーインフォメーションの方がすごいよなあと改めて感じました。
それでいうと、できないから動画見た僕は最悪なんですが、弱いのでやむなし。
これが弱さなんですな。スタイルどうこうを気にする前に強さがいるのですな。
河上先生は核心超えてビビり敗退。
心を強くしないとってこぼしてました。

はてさて。
移動となりましたのでちょいと下流へ。

とはいっても今回も何の進展もありませんでした白い鷹。
まあまあやったけどそもそもスタンドからできないし。
しいて言えばエッジの無くなった靴よりある靴の方が掻き込めるっていう初心者みたいな気付きのみ。
こっちはもう弱さを認め指男さんにも徹さんにも恥も外聞もなく聞いていこうと思いました。
登りたいからしゃーない。

苦笑いですな。
まあまた次回。


もう少し時間あるしってことで

こっちも触って無事敗退。
無次元なんなん怖すぎなんですが?
暮れゆく日と共に撤退と相成りました。

高知まで移動して宿泊。

翌日はかなり久々の日御子でした。
ブログを書き始める前に来たことあるかなくらいのうっすらとした記憶があります。
火消し岩は大体やったかな?
ほかは手がついてない気がしてます。
まあつまりとっても久々なのでエリア見て回ったんですが降り口すら覚えてないので見つけやすいでかい奴に。

そんでその端のしょぼい課題でしょぼしょぼアップ。

ちゃんと舐めてたのにちょっと悪いし、眩しすぎてホールドまで見失い、登ってる体制のまま落ちる図。
合成写真かよ。
ジェットパワーなるラインなのかな
登れたので少し左にずれてここもやってみることに。
なんだかよー分からんラインでしたが、まあアップなので良し。
その左、調べたとこによると逆襲のテーゼなるラインがあるはずなんですが読み解けないので飛ばして、明確な一番左から。
普通に難しいし痛そうなのでゆっくり出たい気持ちが強く、ゆっくり出れないなら降りるみたいなことを繰り返した結果、たぶん固めて出るのはしんどいだけ感が漂いだして、スローなデッドを取り入れたら登れました。
上はちょっと怖いだけで簡単、下でビビりすぎ。
神隠しいい課題でした。

右隣にずれて、もうひとつ。
ここは王蟲ってラインなんですが下部非常に秀逸でした。
明確なホールドであっという間にリップ付近のガバまで手を進めますが、ここから先にはホールドの見当たらないコケまみれのスラブが。
手を伸ばして探ってみるもなんも見つからないし、いやはや困ったてな感じで一旦おります。
一回できれば下はもう落ちなくなる感じの課題なので、絶対怖い高さまで到達するんですが、怖いのでめっちゃ力はいるしやっぱコケしか感じないのでやむなく左の神隠しの抜けまで逃げてお茶を濁したのですが、調べた結果やっぱ直上らしいですね。
これも弱さが出てしまった感がもりもり。
なんだか悲しくなってきましたが、出直しですね。
次回は掃除もして挑もう。。。
河上くんも全く同じ流れでした。

さてとりあえず次に
ってもなんもわかんないので車の停まってるとこにとりあえず降りてみることに。
対岸に人影が見えたのでとりあえず道具と河上君は置いて渡渉してみると、おにいさんが岩の下に。
ここにはこれしかないよってなことでちょっとだけ混ぜて頂くことに。
ベアフットでマットもチョークもお借りしてまるで借り物競争。
スタートのめっちゃ痛い足が踏み切れず何度か落ちましたが、痛いのめっちゃ我慢したらできましたファンタジスタ
あと流れでキャンパジスタも。
快く混ぜてくださったお兄さんありがとうございましたー。
ざぶざぶ戻って次へ。

移動して、またしても止まってる車を見つけたので降りてみると別のおにいさんが。
ここには鯨(イサナ)、式神、雫とかがあるよってことで、まずはルーフ内から。
しょうもないミスで一回落ちちゃったけど、登りやすめかな?地面が近いから怖くないので!!
すぐ近くに見えてる右カンテに出ない限定はあるんですが、技を多用させられて面白かったです。

てなことでは瞬殺に成功しまして次は正面。
こっちはぽこぽこ落ちました。なんなん?
式神個人的には式神の方が登りにくかったです。

最後に葡留満のあるとこに行ったのですがもはやリンクしていく先のクリューすらできず僕は敗走。
河上くんはクリューはしっかり登って、繋げてこれやんのは無理って零してました。
確かにめちゃくちゃ強かったしその強さが見える強度が待ち受けているのを考えるとだいぶしんどいわなって感じでしたね。
こちらもまた次回改めて頑張ることとします。
撤収!!

2024年4月26日金曜日

2024突入。

ついに!現代です!!

コンペがボロボロで傷心でしたが、3月くらいからぼちぼち開き直りました。
とりあえず、心残りになっていた課題たちを何とかしようと思い立ち、ひとまず広島は尾道から。

到着は昼過ぎ。
とりあえず見つけやすかった課題から始めるも、花崗岩スラブという大の苦手要素に大ハマり。
沼りかけたとこでただ保持るという解にたどり着き、何とか遊山を下しました。
いい課題。スラブ嫌いの僕がいい課題って言うってなかなかないいい課題。
写真はなし。

さて本命を探すぞと意気込み、歩き回るのですがどうにも朧げな記憶が頼りじゃ、特定に至らず山を彷徨うことおよそ3時間。
深読みしたら違う尾根でしたってオチで日も傾いてきたころにやっと発見。
ナイスなロケーションとナイスじゃないランディング。
何度かやってみたものの、あまりにも怖すぎたので上に回ってホールドの存在を確認してから再度。
ありましたホールド。
アンカー知る人ぞ知る名作。SDも出来そう。機会があれば。
振り返ると記憶にあるいい景色でした。

翌日は移動して羅生門に挑みましたがこれもまず岩を発見するまでに疲れ切ってしまい見つけたら日暮れの時間。
前日で指皮もなかなかシビアな感じで雰囲気だけ出してあえなく敗退でした。

数日後、国体の相方河上君とお休みが合ったので拉致。
行先も告げぬまま集合して東へ走り出します。
思ったより遠かったと溢しつつ到着したのは一ノ瀬です。
ちなみにお久しぶりの花ちゃんもいます。
そして現地でお久しぶりに敬一郎くんと合流。
K16がクザンなんてめちゃくちゃ難しいのに取り組んでるのを横目にわちゃわちゃアップして、ちょっと取り組んでみるもなんだか話にならなそうなので応援。
疲れてきたってことなのでみんなで移動。
べーちゃんにお電話してこれってどこなんすかってなヘルプをいただき
たどり着いたのはこちら。
どっちも解明までは我ながらとっても上手なんですが、弱りすぎててすぐよれて全くつながらず、ここからはウイニングロードみたいなとこで落ちてくる始末。
K16が登り切るのを指をくわえて眺めたら移動になりました。

もう日が落ちそうになってから見つけたファイアもバラすのが限界で眺めて終わり。
全然だめだったけど焼き鳥はうまい。

話の流れで
K16  この後どうすんの?
私   河上次第かな
河上  え、帰んないんすか?
私   いや任せるよ、河上君の車だし。
河上  ...花さんは?
花   何でもいいよ
K16  俺は御手洗かな、どう河上?
河上  えぇ、明日休みですけど...
私   帰る方向だね。
河上  えぇ、マジすか。。。
なんて流れを経て翌朝案の定
ここにいました。

ブログ始めるもっと前、とうの昔で記憶があやふやですがこのゴワトリって課題ぼくのはじめての3段だったはずの何かでした。
改めてやると、右に行き過ぎない限定?みたいなの含めてのラインだったようで、当時はそんな概念も知識もなく理解していなかったみたい。言うたらターターシンもこんなんだったっけって感じ。
花がターターシンちょっとやってたな。
河上君がゴワトリ始めたので、もやもやするので僕も再登?チャレンジ。
ドハマりしつつもなんとか区切りつけて、K16に合流しククゼンのスタートに入ってみるも浮くので精一杯。この隣でサクサクバラしてる人は、いったい何を持ってるんだろうって疑問を胸いっぱいに抱えて諦め
自分は途中からやってみることにしましたがなんか昨日と同じ現象が。。。
よれてよれて全くつながりません。敗退!!
K16は惜しいとこまで何度も行ってたけどあと少しはまりきらずってな感じで次へ行くことに。

イワナの岩
ハリガネムシが過去に登れたような、岩魚は全然できなかったような。
とりあえずK16と一緒に超岩魚の岩魚合流までをやってみると割とあっさりバレてなんかその流れでK16は岩の上にいました。
僕はといえば悲しいかな、もはや例のごとくもちろん繋がらずとりあえず岩魚でお茶を濁させて頂きました。
花はハリガネムシの上部やってたな。
河上くんはハリガネムシ登ってたな。

ともかくみんななんか登れたってことで移動。
なんかお疲れ?
ともかくツヨンの岩。

例によってK16だけ格段に強かったけど完登には至らず。
河上君も強かったけど、うまくはまっていなさそう。
ぼくはそもそもこの足が上がることはなく花と一緒にほぼ観戦モードでした。
強くないと、一緒に遊んでもらえない。。。
強くならなきゃと感じさせてくれた回でした。
ありがとうございました。

時は流れて
岡山のここにソロで
渡渉するしか辿り着く手段が見当たらず、気合い入れて渡ったらデカハチの巣。萎え。
渡渉のために一枚で行ったけど一枚じゃちと心許無い感じ。萎え。
とりあえず被った面のハチの巣関係ないってのを登ってみたんですがホールド若干脆そうに感じて怖い。萎え。
もう一つギリハチの巣怖くなさそうなオーディンってのもやってみたんですが、いるんかどうか分かりませんが怖くてこれ以上近付きたくない感じ。萎え。
萎えポイントが溜まってしまったので撤収しました。
近いし暑いときに誰かと来よう。。

そんな感じでした。

お次はお久しぶりのショウさんとフクベです。
模様が微妙だったので何とかなりそうなとこってことでフクベまで足を延ばしました。
迷子になりつつちょっとエリアを見て回り、調子に乗ってヒップドロップして痛ててなんてのも挟みながら、マット広げたのは
トリックとかの岩。
アップがてらとか言ってたら普通に難しくてちゃんと頑張って完登。
おもろい。ついでにハットトリックも。限定だけどおもろかったです。
隣に移動。
これも面白かった、マジック。最後トリックで使うポッケまで行かずリップ下のアンダーとも呼べないようなでっぱりみたいなのをつかって飛ばずに登った方が秀逸で面白かったです。
名作。

はてさてお隣に。
このあたりで若干模様が崩れてパラパラ来てましたが、何とかまだ耐えてたので続行。
むむ。。。って顔。
課題はというと、しけしけでいつ抜けてもおかしくない手と、ごちゃごちゃランディングでふっとぶのが怖いという二重苦。
手を出すことすらままならず降りるトライを繰り返して、これキャンパなら変に吹き飛んだりしないじゃんってことに気づいたら登れましたのぞみ
呼魂は雨強まってきて断念。
強度はそんなに変わんなそうだけど呼魂の方が怖かったように感じました。
リベンジします次回。

って辺りで本降り。
辺りをまわるも無事そうな子はいないので撤退という英断。
大津で寄り道して登り足りなかった分をプラスチックにぶつけてから帰りました。


朽木、白文字、幻の門、鯰、ガンシップSD、冬の火、ハッチ、ジルコン、不知火、白兎、白文字、ハートブレイカー、夜陰
今度はこのあたりも触りたいですね。
おすすめあったらコメントください。

2024年4月24日水曜日

気がしてます。③

 その③です。
帰国して、時は経ち一気に10月の国体後に鹿児島のとある場所に行ったのですが、さっぱり駄目すぎてただ宿題を残しただけのイベントがあったような気がしてます。
あまりにも書くことがないので割愛。
備忘録までに。


さて、月末あたりに招待してもらったコンペに出るため、藤井先輩とおフランスへ。
せっかくならブローにも行こうよってことで、同じコンペに出るともちん、そーたペアより数日早くフライトでした。

初日はBig Islandのとこへ。
現地で待ち合わせしてたベニーと、偶然そこに現れたスターシャと合流して森に入ったような気がしてます。
食べれそうなキノコがわんさか
そこかしこで
こびとづかんする先輩

課題の方は体バキバキだしハチャメチャ遠いし箸にも棒にも掛からぬ始末。
スターシャが強かった。
とりあえず記念撮影。
こころ氏はワンチャンくらいまではいっててすごかった。
そんな感じで僕は右と左の簡単なのをひーひー言いながら登ってお茶を濁したあたりで移動でした。

アプローチも簡単なエリア。
いい感じにいろいろあって、みんな楽しめそうな感じ。
とりあえずベニーに課題を教えてもらいます。

いろいろやって
こんなのも
わいわいやって

こんな暗がりまで。
いい課題たくさんでエンクラにもってこいな、また訪れたいエリアでした。

安宿で休み翌日。
キュビエ周辺です。
楽しそう。
こいつも。

この日も




La marie Rose
Infidele
Helicopter
La Carnage (assis)
Le Trou simon
La Berezina,Cortomaltese等々先輩の後を追って色々やりましたが
これが目玉。
しょっぱなは全然何ともならん感じでしたが、リベンジマッチのこころ氏はあっという間に岩の上へ。
まじかよ。。。
なんだかんだとアドバイスをいただき数手進んだもののあえなくフォール。
諦めようとしたのですがもう一回やっとけってなありがたいお言葉でチャンスを頂けることに。
結局もう3回ほどやったような気がしてますがなんとか岩の上に立つことができました。
Control technique何がやねん、しがみつきパツパツボンバーとかにしとけよって感じではありましたが面白い課題でした。
宿題にならなくてよかった。。。

コンペのために街へ。
シンボル。
合流。
散歩。
真ん中は通訳のナオトさん。
数日は街で過ごし仲良くなりました。

だからコンペ終わったら
連行。

ここでもなんかいろいろやって。
高くて怖いが登れたり
簡単そうで難しいで遊んだり
地味で難しいに敗退したり
ちょっと悪かったり
よくわかんなかったり
超名作だったり、ナオトさんが強かったり
なんて感じで目玉はこれ
こちらも、こころ氏は宿題だったらしくさっくりあっさり。
待ってほしかった気がしてます。
いろいろおそわってなんとか。
Karmaこれも名作ですね。
さすがにヤバそうなのを横目に撤収。
大渋滞でアセアセな帰路につきました。

以下、見知らぬおっちゃんがとってくれた写真たち

ありがとうございました。
またいつか!!