2020年12月24日木曜日

お久しぶりです。2

 今度は11月の終わりのお話。


ジャパンツアーとか出たくないわーって思ってたけどそのお陰でよかったこともいくつかありました。

ジャパンツアーがないと今シーズン登る事のなかったであろう人達と登れたこととか行く機会のなかった土地を訪れることができた事とかね。


てなわけで小倉戦の後、せっかく九州まで来たしってことでもう少し足を延ばして響ちゃん、ひぐ兄、イサムちゃんとともに比叡に行ってきました。

ちなみに今回も堀さん、手塚さんが別動部隊で現地合流でした。

寒すぎたし朝早いに弱い人が集まってたからエリア着が11時とかで、無難に椨の木エリアのデルビヨのとこに。

唐突に始まったアップのラインがすでに悪くてひーひー言いながら終わらせ強制起動。

カンダガワってやつだったからこれを起点に書いていきます。

今回の全員写真。

堀さん、手塚さんも合流してみんながデルビヨなりカリユガなり悪いのやってる間に僕は居合わせた関東の方とその左のデルビヨンと戯れ、戯れでは敵わないと察して割と頑張って終わらせて前に敗退したカンダガワの左カンダカラへ。

カリユガ今日じゃないわってなった響、イサム、ひぐ兄も合流してバラしてたんだけどなんだかどうしてもうまく繋がらなかった中間部のシークエンスをデルビヨンを共にやってた関東の方がサクッと見つけて下さり、丸々コピーしたらとたん出来てこれが天才かと感動を覚えつつ繋げに。

ここね。


分かってからなんでか出来てたとこで落ちちゃうあの現象にあわやとは思いましたが、何とか抜け出すことに成功し、これにてカンダカラとの因縁に終止符を打ちました。

よかったー。

しっかりやってちょっと疲れたから簡単そうなカンダガワの左カンダハルを、こちらは読み通りさっくりと。
そして見た目謎なカンダガワの右ガンダーラを触ってみたものの相当な保持力MAX系で僕には解析不能だったので撤退。
敗走先は最も左の課題でまあこれはいけるだろと舐めてかかったジカンダカラ
しっかり悪くて暫く奮闘。ひぐ兄の解析のお陰で何とか登ったころには寒くてもうダメになってこの日は終了でした。

翌日はレストでもう一日登ったのですが

なんも登れず
アマテラスを眺める人になっただけだったので割愛。
だいたいこんな感じ。
イサムが最強だったことは明記したいと思います。
ちなみにかっこいい写真は響ちゃんからです。ありがとう!
そしてそろそろ比叡の別のエリアにも足を踏み入れたいと思いました。
またそのうち!!!!


さて、12月に入りました。
徳島の山奥に中嶋さん御一行にお誘い頂き参戦。
今回は立川の方を抜けていくルートで向かったのですがなかなかな道でしたこれ。
もう一本南からアクセスしたほうがよかったな、でもここも岩だらけだな、すごいな楽しいななんて考えてるうちにペルセウスの辺り。
がさごそ向かって徹さんこんにちは、お兄さんとお父さん初めまして。
そして、香川の谷本さんこんなとこでまたこんにちは!てな感じでご挨拶して早速混ぜてもらいました。
一登目はペルセウス裏わたるさん徹さんの動きはバッチリ見てたのにしっかり滑って危うくタオりかけましたが気を取り直してもう一度。
今度はちゃんと飛び出せて無事に完登。美しきハングなる課題らしいです。
汚いけどいい課題でした。

なんだかまだ体が動ける感じじゃないので左の小さいルーフにマットを敷いてみたけどできないから一旦放置。

徹さんが出来そうなのあったという事だったので移動。

対岸のこちらをSDでちょうど画像の真ん中あたり左手カチとその真横のもこっとしたとこからです。
序盤のデブには厳しいカチを足で殺してってのが悪いんですが、その後も割と全ムーブしっかり悪くて一手一手解決していく感じに。
あーでもないこーでもないとわちゃわちゃ考えてたら徹さんがあっさり一抜けで同じようにやってみたらちゃんと無理で強い人のムーブに騙された人の顔で着地。
やむなく簡単にになるシークエンスを編み出してから何とか登りました。
面白い!
僕は少し簡単なシークエンスを発見したから二段くらいに感じました。
初登なんかわかんないから名前は知らん!とのことです。

徹さんと辺りをぶらつきドリームピンチに思いを馳せてたらお兄さんも完登で次行くかってな感じでこちら。
ピースフルなランディングとでっかい奴っていう素敵空間。
このちょい左のガバ2つがスタートで谷本さん二手目から三手目のシーンです。
どうにもここから数手が悪そうでうーん、、、と考えてたら徹さんがこうで行けるっしょと起案されましたが、先ほどその強者のムーブに騙された僕らとしてはかなり懐疑的でそんなわけないくらいの論調のなか、こんなの話してても机上の空論でしかないしとりあえずやってみるかと触りだした途端気が付きました。
そうにしかなんねぇ。。。。。。
だろ?って表情の徹さんにすいませんでした生意気言ってごめんなさいと謝罪を込めつつトレースして下部はおっけー。
途中で落ちてる間に徹さんがこれもあっさりで、ちょっと上も悪そうですがとりあえずこちらも完全トレースで何とか続きます。
思ってたよりずっと悪かったけどぎりぎり完登。
これもいい課題でした。そしてこれも初登なんかわかんないから名前は知らん!とのこと。

またしても辺りを散策してあーだこーだ言ってたら移動。
マット意味ないですねって話になりシューズだけ持ってこちら。

こっちは徹さん

基本的にガバだけどマントルにご注意を。


さて、ここで思い出したのがアップで触ってたあいつ。
帰り際にもう一度やって

何とか回収です。
めっちゃ地味だけどいろいろ入ってておもろい。
名前はわかりません。

日も落ちてきましたがもう一つやりたい課題がありまして、わがままを言ってお付き合いいただけることに。
てことでいったん車に戻ってカギを忘れたことに気付きガンダで戻るなんてアクシデントを挟み、移動してアベノ神の新作へ。
薄暗がりの中よく見えないホールドを辿り顕著に見えた縦筋に騙され動けなくなりフォール。
もうちょい上かと思い試すもこれも当てが外れ墜落し、何度目かでやっと初めは見当すら付けてなかった小さいのを握りしめてそいつにびっくりして落ち、次でようやく完登。

ロイド、名作だこれも!!!
すぐに徹さんも終わり、これにてタイムアップ。

帰りに前に登ったこれの下地が下がってかっこよくなってたのを見つけたので誰かやってみてね。

あっという間に解散の時間で僕は翌日のスタンスのコンペに向けて高松へ。
楽しい時間をありがとうございました。
またご一緒させてください!!!!


はてさてコンペも終わり帰りがけに諦めの悪い僕は西日本を覆う悪天候の中見つけた行けそうなエリア、矢掛に寄り道です。
さすが晴れの国!
お久しぶりですなショウさんにお声掛けして現地合流し、まずはシシ神
普通に悪くてあっさり落ち、そこで気が付いたんだけど

ここからSDじゃないか????ってことでもうこっからやることに。
何が綺麗かは感覚次第だけどここからやりたかったのよ。
何度かしたらまあまあ悪かった下部が繋がりなんやかんやで完登。
結構難しい。。。。
パラダイムシフトってのも同じとこからで、こっちも上で落ちショウさんに教えてもらってゲット。

そのまま今度はツチノコに。
初手の持ち感が解るまでは、は?って感じでしたがわかれば右の二本とそんなに変わんないかなって気もしました。
コツ系。

さてさてそろそろ身体も暖まったし今回のお目当てに。
結構悪いと噂は聞いてたけど思ったよりホールドも顕著でフラッシュあるかもなんて思いながら取り付き、いい線までいくもしょぼい選択ミスで夢に終わりあえなく。
しかもそこからなんか地味にハマって、結局ゆうに半刻を費やしてようやく登れました。
使うと思ってたホールドを触って動けなくなったのは焦ったけど

無事そのホールドをまるまる回避して強引に完登です。
グレードは少し簡単なのかなとは思ったけどあれやこれやムーブが出てきてまさにおもちゃって感じでネーミングが秀逸すぎる。
ちなみにこれもどうせならと顕著な棚からSDしてます。

最後に パラダイスギンガってのをこれもしっかり2回落ちて三度目の正直で登り、もう一つ心残りだった羅生門をやりにエリア移動。

ところがどっこいアプローチで迷い遭難者ばりにさまよって結局見つからず敗退という何とも締まらない終わり方で幕引きとなりました。
これはまた今度。
ありがとうございました!!!!


2020年12月23日水曜日

お久しぶりです。1

随分時間も飛びまして、これは11月のお話。 
なんだかんだと今年も割とバタバタしてあまり岩を触る機会がなかったんですがひょっと樋口兄さんが羽山にいるなんて見かけたもんだからとりあえず足を運んでみることに。

前日雨模様だったし最悪駄弁って解散まで視野に入れ、遅めに出発したのは10時くらい。
思い返すと羽山って僕からしたらそんなに行きにくいわけでもない割に随分とご無沙汰してまして、最早行きの車窓で感じるリードエリアって感じの雰囲気にすでに楽しかったです。
こんなのや
こんなのを眺めながらまだまだあるんだろうななんて思ってたらあっという間に到着
樋口さんとローカルの方々との邂逅を果たし、さっそくアップってことで半日仕事を。
次はまあ発情期かってことで取り付くことにしたんですがなんだかそこで終わりにすんのもあれだなということで唐突に棲龍門をやることに。
なんでかできる気がしてたんですが、まあ普通に無理でしっかりバラしトライみたいになり、全ムーブ解決して地上に戻ってきました。
 僕 :なんかでかくないですかこの壁。。。。
ひぐ兄:今更だな、そーなんだよ!
の図

なかなかしっかりレストもしていざと挑んだ次のトライは核心にしっかりやられて浮いてきた肘を思いっきりぶつけて弾き出され、あんなに頑張ったのにこの散り様か。。。。なんて何とも言い難いトライに。
そんなこんなしてたら樋口兄さんは帰りの時間で去っていき、ふと気が付くと四時前。
過ぎる時間迫る夕闇なんて感じでしっかり追い詰められたので全集中のラストトライにすることに。
んで、発情期パートでしっかり落ちまして。
なんでやねんと。
全集中したはずが出来てなかった事に気付き、てかそもそもあれそういえば僕まだ瓢箪割れてない?なんて事を思い出したのでここは一旦落ち着いてさっきラスト宣言をした記憶を消去。
いつも通りの深呼吸して必殺技泣きの一回を繰り出して何とか制圧となりました。
いやーよかった。

短い時間だったけどとっても楽しかったし、テルセーラとか備中の諸兄にもまたそのうちご挨拶に伺おうと思いました。



はてさてその数日後所変わって瑞牆、こちらは大苦手な花崗岩です。
今回はレンタカーして響ちゃんとともに向かい、現地で堀さんとかいちょ君と合流という計画。
どうせ寒いからってことでゆっくり出発してエリア着がお昼くらいでとりあえず皇帝岩へ。
堀さんかいちょチームはほうとうをやりに行ってるっぽいし、響ちゃんとヴォックの右のほうのよくわからない課題たちでアップして登れたり敗退したりとわちゃわちゃアップして待ちます。
なんかものすごい悪い奴いたけどこれは何事過ぎたのでとりあえず放置してヴォックを。
前回これを触ったときはかなり限界なクライミングをしてた記憶と、何より痛いのでかなり苦手意識満載のこの課題の印象を変えようと触ってみることに。
志高く挑んだ一トライ目は全然痛すぎなのでとりあえず降りの一択。
いや無理かもしれん。。。。。。なんて半ば心を折られつつもう一度しっかり見たら、なんかもしかしてこれ足?みたいなのをいくつか発見したので使ってみるともうなんだか大改善してあっさりと。
そもそも足切れた気がしてたけど全部残るし、これがクライミングなのか!!!!なんて感動さえ覚えました。
ありがとう、ヴォック。でもあえて言おうやっぱ嫌いだわ。

ってことで僕が戯れてる間に風神とずっと闘ってた響ちゃんに合流してとりあえず高き御位をはじめます。
バラしてみると上が出来なくて困って、響ちゃんに聞いてみるもできなくて困り果ててたら堀さんかいちょチームが合流。
指皮を捧げたらしい堀さんに見守られかいちょとセッション効果でなんとかバラし終え、何とか繋がり終わった気になってましたこの時は。
何ともないシーンを一枚。

もうつかれちゃったので皇帝でもやっとくかと裏に回るとほまさんとかいて応援してもらいながら必死にゲット。
皇帝も!!!!嫌いだ!!!!!

そんなこんなで撤収。
帰り着いてから響ちゃんに動画をもらってアップする前に他の人見てみようと調べて愕然。
僕がやってたの高き御位じゃなくて高き御位SDって課題じゃん。。。。。
ケツついてないですやん。。。。。

てなわけで成果なしだったとさって感じです。
まあ拘っているだけなのでこれも楽しんでおこうと思います。

せっかくかっこよく写真撮ってもらったのにね。。。。
ちなみにこの日ほまさんは言葉と物を倒した帰りだったらしいというのも知って圧倒されてしまいました。

また春が来て温かくなったらリベンジしに行こうと思います。
楽しかった!!