2019年9月29日日曜日

秋の新作です。

さて、これは最近のお話です。
9月26日は晴れでした。あまり休みの被らない、そーちゃんも休みでした。
これは数少ないチャンスだと、橋を渡ってみました。
奥吉野を目指してみましたが、着いてみると大増水であれもこれも水没。
こりゃこの辺りは厳しいぞってことで急遽わっきーさんにご連絡して山を越え、目指すはR33です。

合流して、理由はわからないけどダムの関係で水量が少ないエリアがあるという事で案内していただくことに。
自然に還った道を鉈をお借りしてばっさばっさと進み河原へ降りてすぐに見つけたこれを最初に!

この辺りはまだ手付かずとのことでした。
なんて贅沢な。。。。
うきゃうきゃとテンションをあげて右に見出だしたラインから。
掃除しておいしくいただきました。
ダイナミックな動きが楽しい課題でした。
ここから。
それだろっていうガバみたいなのがあるのでそこを目指して下さい。
メザシテで。一級とかかな?

続いてその左隣に、クラックの入った所を直登するラインを。
思ったより複雑な組み立てになってこれまた面白かったです。
ここから。
痛いポケットみたいなの目掛けてデッドするのが核心かな?
メガケテで。こっちは初段くらいかな??


さて少し移動して、この辺りで一際目立ってるアイコニックなこれを。
ちょうど写真でわっきーさんの頭の上辺りに顕著なスタートがあって、ここを登れって感じのクラックが伸びててとてもかっこいい!
ツルツルのガバが緊張感を出してて、内容も💮です。
残暑としました。初段位だと思います。
高いので気をつけて下さいね。


次はそのとなり、右のごちゃごちゃしてるとこを。
思ったより悪くて一手ずつなかなかがつっときます。しっかりムーヴ組み立てて本気でやったら出来ました。
こんな感じでスタート。
ほっと一息つけるマントル前のガバがありがたかったです。
ひといきとします。二/三段くらいかな?
ご意見お待ちしてます。


まだ時間があったので、残暑SDでもやってみることに。
やってみると意外と出来るもんで、割とあっさり。
ここからで、二段くらいかなぁと思います。
動画撮ってたのでこちらも!


お次は渡渉してこれ!
ガバが並んで登ってくれって。
リップについてる鳥のふんが剥がれて滑るのにびびってフラッシュを逃し、わっきーさんが初登でした。
鳥のふんの、独特の香りがしばらく手に残ってました。
磯の香りでお願いします笑 三級くらい?


まだまだ終わりませんお次はこちら。
少し高めの少し被ったフェイスによき感じのホールドが。
緊張感ある良い課題。
半球となりました。二級とか?


移動してエリアに降りたときから少し上流に見えてた素敵そうな奴は近付いて見るとボロボロ欠けるので敗退して、また少しさ迷ってみたら良さげなのを見つけました。
が、雨がポツリと来たので、良い時間だし切り上げることに。
帰りにもいくつか良さげなのを見つけて次へのモチベーションを上げて、鉈を駆使してアプローチも良くしたので、次に行くのが楽しみです。
わっきーさん、一日ありがとうございました!

ヨーロッP。

どんどんいきましょう!
8月29日からヨーロッパに行ってたんですがそのときのお話です。

29日は到着してそのままミュンヘンに泊まって、翌30日にオーストリアへ移動しました。
道中zillertalに寄ってみたのですが残念ながらロープとかのクラッシュパッド貸し出しみたいなのはなく、トポもなく、その近くに住んでる友人にも連絡がつかなかったので断念。
でも岩モチだけは上がってしまったので、これは仕方ないとsilvrettaへ移動!

当たり前だけどついたらもう夕方でした。
silvrettaでは手前の町のINTERSPORTSでクラッシュパッドをレンタルできます。
18:00までに返却しなきゃいけないって言われたんだけど残念ながらもう17:00でさすがに無理。ってことでとりあえずエリアみて満足するか!となりました。


着いたらそこにいた初対面の優しいおじさんが俺は今日はもう終わりだからマットもトポも貸してやるから行ってこいと。
なんて優しいの。。。。
ありがたくお借りしてエリアへ向かいました。
そんなに遠くないところに良さげなのを見つけたのでそれをトライする事に。

British airwaysって課題です。
ちなみに、今回は長い期間ずーっと写真のどひけーこと土肥君が一緒です。
とりあえずアップがてらという気持ちでしたがしっかり悪くて登れた頃にはしっかりアップ出来ました。
と、同時に雨がポツポツと。
すぐとなりのルーフにanam karaという8b+があったので避難がてら触ってみたんですがなんだかさっぱり…
挙げ句の果てに雷雨になったのでこれはいかんと走って撤退でした。


一時間位と短い滞在だったけどまあ楽しかったです。
虹が綺麗でした。


次に訪れたのは9月3日。
レンタルマットも借りれるし、silvrettaで良いか!ってことで思ったより早い再訪となりました。
ちなみに、レンタル料金はクラッシュパッド二枚で一日20ユーロとかそのくらいだったかな?
お手頃ですねー!
車を置いて、とりあえず前回さっぱりだったanam karaへ。
やっていくとなんとなくまあまわからんでもない位のシークエンスの完成度にはなったのですが、序盤のヒールがめちゃくちゃ抜ける。
その時履いてたのはスクワマだったんですが、僕はスクワマのヒールは苦手みたいです…
ソリューション忘れちゃったし…
ってことで、試しにどひけーのシャークを借りてみました。
全然サイズ合ってなくてさすがにこれは無理か?まあやってみるか。
くらいの気持ちでしたが
もうかかるかかる無限にかかる感動的にかかるんです。
あのちょんまげヒール、スゴいんですね!
一気に下部が確率上がって核心まではわりとこなせるようになったんですが
結局指皮を大量消費した末に登れませんでした笑
無念……
次は登れるようになってから行きたいですね。


少しさ迷って、次に見つけたのはこれ
baby lamaという大きな動きが気持ちいい感じのやつ!!
大味だけど良い感じです。


気持ちよく終わらせて隣のrombukという課題も!
前日このエリアの動画見てて動きはわかってたのですが、例によってヒールは抜けるし、全然出来る気がしません。
しばらくやってみたけど改善の予兆さえ見られないのでもう一度よく見たら"なんかホールドあるやん…"となり、不意に上部に突入。
驚いて、そんなに悪くない所なのに普通に落ちてしょんぼり。
気を取り直してもう何度かやったら出来ました。
ここがスタート。
ちなみにどひけーは直後にヒールの方で完登してました。
ただただクライミング上手い人でした。
ちなみに二人とも電池が切れてて、写真すら撮れませんでしたが、良い課題なのでおすすめです!


電池がないから時間も判らないけどとりあえずどうやら雰囲気的に急がないとマット返却の時間に間に合わなそうという事でめちゃくちゃ急いで山を降り、エンジンかけたらあと10分!!!
街までタイムアタックして、なんとかギリギリセーフでした。
時間いっぱい、楽しかったです。


そしてその翌日。
初日に断念したzillertalに行かないかとmichael piccolruaz通称ミーシャと、jacob schubert通称ヤコブ先生にお誘い頂いたのでレスト日の藤井先生もお誘いして5人で行くことに。
インスブルックからはそんなに遠くなく、一時間かからない位で到着。
さすが大先生は一発目から8b+とかです。
レストの藤井先生を除いたみんなで2時間くらいやったけど、結局そこそこ形になったのはミーシャだけでした。
完登は無理そうってことで移動。


こちらはNussknackerという課題。
これも8bとかで、大先生は終わってるからlow的なのをやるとか。
フラッシュ出来るからやってみろって言われてやってみたんですが普通に悪くて普通に落ちてそれでは飽きたらず、一時間以上やってギリギリなんとかって感じでした。
ちなみに、その一時間のうちにヤコブ大先生はlow的なのを終わらせ、レスト日の藤井さんはどれどれやってみるか。っていって瞬殺してました。
なんやねん!!!!!
それはさておきこの課題、とてもよかったです。

そんな、錚々たる顔ぶれの一日でした。
ありがとうございました!


最後は9月10日、11日です。
Bavonaというエリアを目指して一路、スイスへ。
実は同じ期間でずっとヨーロッパにはいたんですが、諸事情でやっとおがっちこと緒方さんの登場です。ええ、諸事情で。
一緒にスロベニアからクルーダーさんご一行も!

お昼過ぎについて、まずはこれから。
フラッシュしたらピザだって事でピザ目当てにフラッシュ!
名も知れぬけど面白い課題でした。


移動してかの有名なoff the wagonをやってみるもさっぱり笑
まあなんとなく雰囲気だけ少し感じて、クルーダーの初登したという近くの課題へ。
こっちもなんもできずうわー!!!ってなったのでクルーダーのやってるリードへ。

Coup de Grâceというらしいです。
やってみたけど1トライ目はなーんも出来ずに?だけ浮かんできました。
その後、ムーヴ全部教えてもらってやっと上まで通してこの日は終わり。
帰り道の少しだけトライしたスラブで、自分のスラブ能力の低さを確認してこの日はホテルへ。


翌日は、ボルダーからしようってことではじめに森の中へ。
適当な岩でアップしてmilightという課題をやることに。
はじめは全然出来ず"ん?"とか思ってたらおがっちがあっさりと登ります。
よーくみてたら、めちゃくちゃ単純な事に気が付いて実践したら登れました。
左手出す時は右手はしっかり持っときましょうね…
この角度しか写真撮ってなくてよく分からないと思いますがめちゃくちゃ格好いいです。


んで、昨日のリードへ。
せっかくだから本気トライしてみたら、しっかり核心で落ちてしまったけどなんとなく光は見えたのでこれもまた次回戻ってきたときには!!!


そんなこんなでみんなで移動してクルーダーのプロジェクトへ。
トライさせてもらったらフック系なので、なんだか出来そう!
小一時間やらせてもらって良いとこまでいったんだけど、完登は出来ないまま時間が来てしまいました……
無念が多いエリアになってしまったので強くなってもう一度リベンジしたいと思います。
せっかくなのでいくつか写真を置いておきます。





そんなこんなで素敵なヨーロッパの旅でした。
お世話になった皆様ありがとうございました!!!!
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます笑

夏は暑いし、雨が降る。

数少ない見てくださってる方、お久しぶりです。
またもや溜めてしまいましたが、タイトルにある通り夏のお話です。
7月1日
比較的鳥取からアクセスしやすいお岩に行って来ました。
お目当ては潮神という課題。

立ってるだけで汗が滴るような日でしたが、そんな暑さの中でも岩はやっぱり楽しかったです。
めちゃくちゃいいロケーションの課題で暑いなかでもよき時間を過ごしました。
グレードに関しては僕は一級とかに感じました。
その左に、めちゃくちゃなかっこよさのプロジェクトも!

いつか登りたいものです。
時間があるからと転戦してみた武庫川は着いた瞬間雨に降られて残念ながら即撤退でした。
まあ、そんなこともありますよね。。。
ご一緒して下さって、ありがとぅございました。

そしてその翌週の7月8日と9日。
めちゃくちゃ暑いし降水確率70%越えてるけど我慢しきれなくなったので橋を渡りました。
師匠直伝の奥義、”降水ナウキャストとにらめっこ”をして辛うじて行けそうと判断したのはお初にお目にかかります、ひばりさん。
道中でこんなのを見つけたりしながら

近づいて気付きました、トポを忘れたという大問題の発生に。
なんとなく聞いていただいたいのエリアの位置を記憶を便りに探してみたらなんとなくなんだかそれらしいサイズの岩が転がってる所を発見。
読みは当たり、エリアについたら降ることはなさそうみたいな感じです。
河原に降りて散策し、よくわかんないけど見つけたなんか出来そうなやつをやることに。
そんな軽い気持ちで始めたけど、持てそうだと思ってた所はいざやってみると激悪ホールドだったり、てかそもそもなんかすごいツルツルだったりで大苦戦。
結局めちゃくちゃ本気でトライして

辛うじて勝利を収めました。
ちなみにこの課題、帰宅後に調べたところ影を慕いてという、かの指男さんの初登なさったれっきとした既成課題で、記載によると3段でした。
暑いからだとか思ってたけど、単に難しい課題でした。むしろ難しくて当たり前でした。

なんとかかんとか制したので移動。
行ったことある某福田さんに確認したら、なんともアバウトな情報で場所を教えてくれたので、なんとなくそのあたりに向かいました。
そこで見つけたこれも何かわからないけどやってみようということで

こちらはさっくり。初段くらいかな?
なかなか良い感じだったので目に留まったらやってみてください。
そんなこんなで初日は終わり。

翌日は起きたら大雨だったので例のごとく降水ナウキャストを駆使して導き出したのは尾道という結論。
到着したら雨こそ降ってないものの恐らく前日の名残でしっかり目に濡れてました。
残念ながらクライミングにはなりそうになかったので諦めて尾道ラーメン食べて帰路につきました。
まあそんなこともあるよね。。。。

とはいえ楽しい旅でした。
またよろしくお願いします。