2022年2月25日金曜日

明けまして、禊の時間。

ついにこのブログにも2022年が訪れました。
明けましておめでとうございます。
もう少し岩にも行きたいと思ってます。
是非、誘ってください!!!!

はてさて、あまりここでは触れてきませんでしたが、実はコンペにもよく出させて頂いてます。いつもシーズンの始まりはジャパンカップなんですが今年は二週連続でボルダー、リードが行われるという珍しいスケジュールでした。
今年は、リードのワールドカップにも出たいなと思い、結構リードの方に時間を振って練習しての参加でした。

リードの方に力を注いでやっていたとはいえそれなりにボルダーの方も調整して、それなりに調子の方も上がっていて、なんとなく予選はいける気がしていたのですが蓋を開けたら予選落ちで何なら順位は過去最低という始末。
さすがに落胆しましたが、落ち込んでいる時間もなかったのでひとまずリードに切り替えました。

そして迎えたリードの方、さすがに練習してきたし?とは思ったものの先週の失敗から大緊張でしたが予選の方はそこそこの順位で通過し、念願の2日目に繋ぐことができました。
ところがどっこいやっとここからだと意気込んで向かった翌日の準決勝、見事なまでに最下位のだんご(6人以外全員ここでした)に吸い込まれ敢え無く敗退となってしまいました。

何の様だこれはと。何をしているんだと。
なんだか言葉でうまく表現できない感情でしばらく過ごしていたのですが、そろそろシーズンに向けて気持ちも切り替えないとなと思い、リフレッシュを思い立ったというのがこの話の始まりです。


思い立ったら即行動派なので休みを迎えるや否や、目的地未定のまま車を動かしてました。
動き出したはいいものの全国各地寒波に見舞われていた日で広範囲で雪、そうでなくも極寒の雨とかで唯一無事そうなのは九州南部ですが2日間で鳥取から行って帰るにはあまりに遠く断念。
可能性があったのが、一日目の夕方のうちには雨の上がりそうな高知の海沿いでした。

そんなわけで今回はどうせ雨で急ぐ必要もなかったのでゆっくりと進みます。個人的に旅の楽しみとして下道を使うと、いろんなものに出会えるというのがあるので今回は高知あたりからとろとろと下道で。

考え事しつつ、景色を見つつ、ゆったりと進み須崎を越えたころにようやく雨が上がりまして、しかしホテルに行くにはまだ早い時間だったので久々に漁港に行ってみることに。
案の定そんなに寒くもなかったので久々に車に積んでた竿を出してみると入れ食い状態。
まあまあなサイズ。
随分と懐っこい野良猫が寄ってきていたので全て献上しておきました。
ここでは詳しく敷衍しませんがなんだかいろいろ考えさせられてしまい、撤収することに。
どうか、達者で。

四万十のホテルに宿泊して1日目が終了。
なんとこんなに書いたけれどここまで岩関係なし。

翌日は予報通り朝から晴れ、気象庁に感謝しつつエリアへ。
道中、わずかに何かが空から落ちてきてたりしたけど気象庁が晴れと言っているので晴れです!!

そんなこんなで現着。
一人かと思ってたら大阪から一組いらっしゃってて、ご一緒させて頂きました。
とりあえずトポを家に置いてきてしまったのでチラッと見せてもらったところ、どうやら右からだんだん強度が上がっていくらしいので右端から。
塩タタキ藁焼きタタキ落葉と順に楽しませて頂き、ついにメインディッシュだ!と一筋の道を。(ご存知の方はお気付きかと思われますがここで1本完全に忘れてます。)
なんかよくわかんないとこにチョークついてんな(むしろそっちが一筋の道です)と思いながらもシークエンスを組み立て、色々試してみるも結局これもこれも必要ないや(むしろそっちが・・・)といい感じに(よくないです)繋がったので、いざ。

空からなんだか白いひらひらが舞い落ちておりましたが、太陽は見えてるし何より気象庁が晴れと言っているので問題ないです。
多分危ないからなんですが、さきほど見せてもらったトポに明らかに話が違うのに同じ課題として記載されてた抜けの部分はジャパンカップの禊なのでもちろんかっこいい(そして怖い)方を。
ご一緒した方のマットもお借りして登りだしていざ到達してみるとちょっと日和っちゃうような高度感でしたが、なんとか抜けて岩の上。

一息ついて、次のに移動です。
そんでもって道中、やっと人の動画を見てみることにしたのですがなんか全然自分と違うしみんな同じシークエンス。
おかしいなと思ってトポ持ってる人に確認してみてもらうとこれは落葉と一筋の道の間の百年の孤独というラインでした。
納得。
バラしたときそっちも触ってたんですが、正直僕にはあんま強度変わんなくて、届かない人がこっち使ったのかなとおもってました笑
まあかっこいいし満足!
もしまた行くことがあれば一筋の道もやってみようかな??

それにしても一筋の道、動画を見る限り一人も上抜け(初登はこっち)してなくてなんか残念な気持ちになったのはここだけの話。
まあ何でもいいんだけど??

まあそんなことを考えてるうちに須崎まで戻ってきました。
ここはいまゆーにやってみて欲しいといわれてた課題があります。
一人ではお勧めしないとは言われたものの、こんなタイミングならやむなしかととりあえず行ってみることにしました。
踏み跡があるといわれたもののごく序盤に見失い、藪漕ぎする羽目に。
生い茂ってなくてよかった。。。
よりによって一人で三枚も運ぶというのにこんな道かよ。。。。
なんて悪態つきながら進んでくと
こ、これ降りるんすか?って坂か崖かきわどい所に出ました。
とてもじゃないけど背負って下りれないので、先に転がしたマットが小さく見えます。
クラッシュしたパッドって感じ。。。。

えっちらおっちら降りていき相対します。
これは、、、さっきとはレベチの高さで三枚だと極めて不安な出で立ち。
多分悪いのはまだ許容できる高さまでで、きっと上部はおそらくガバなんですが、今度は逆にそれが捥げてしまいそうでこれはどうしたものやら。
きっと上部じゃこれは気休め程度だろうななんておもいながらもとりあえずそれっぽいとこに並べて、とりあえずやってみることに。とりあえずね?

思ったよりすぐに悪そうな下部は突破できる目処が立ち、そこまで到達したらもうそこからは未知って2パートとなりました。
一回シューズを脱いで落ち着いてみます。
ひとまず、友人に現在地と2時間以内に連絡がなければちょっとあれかもって旨を伝えます。
携帯は岩がでかすぎて結構離れないと圏外なのでどっちみち大怪我したら役に立たないしもういっそ動画用に。
気持ちを整え、下からやってみると上の未知さにばかり意識が行き作ってたムーブと全然違うことして足がすっぽ抜けヒヤッと落ち。
これはいかんとまた少し靴を脱いでざわざわする気持ちを宥めます。

何分経ったか、やっといけそうな気持ちになり今度は落ち着いて動きを起こしていくとここから未知まですっと到達。
さてここからは捥げないものを選んで進むのみですが、使おうと思っていたとこがめちゃくちゃに軽い音を奏でててこれは怖すぎってことで早速現場処理。
やばそうに思ってたとこはもう少し先でそっと下を見るとまっすぐ岩盤でした。
これは、落ちられないなと。マットあっても落ちたくはない高さですが、それにしてもあっこに敷いたやつ誰?
気休め程度だとは思っていたけど気休めにすらならないパターンかよ。。。

たとえガバでも安心して荷重できないので全身に力を込めてじわじわ進み、長い長い数分を経て安心できるテラスっぽいとこに。
何度か踏もうと確かめた足がボリッといったりはしましたがここまでくればあとは。とおもっていました。
が、ここからすこし上がるのが怖い。
持てるけど、高いんです。もう、落ちたらどんだけ幸運でも怪我するし、とっても怖いんです。
これまた、ずいぶん長く感じた逡巡をの後、やっともう一段上がり、ほっと一息。
生きててよかった。

やっと終わったと思ったのも束の間でした。
もうこの高さから見下ろせば、どこもかしこもやばそうに見えて降りれなくなってしまいました。
どうしたものかと途方に暮れていたのですが、日まで暮れたらいよいよ終わりだし、このままではジリ貧なので降りるしかないし意を決して、欠けないこと、滑らないことを祈りつつましに見えたラインで下りました。
無事に地上に戻ってやっと安心です。背徳すごいラインでした。
降りも記録したかった笑
グレードはよくわかりません。簡単なのかもしれないです。でもここにはグレードじゃない何かがあると思います。いまゆーとは、別にもうグレードなんてどうでもいいんじゃないかって話でまとまりました。
興味を持った方、お怪我だけは気をつけて。

ここは、人が訪れるような、人目に触れるような場所ではないです。
なので掃除もそんなにきれいにはしてません。そもそも上部は無理でした。
次に誰がいつここを訪れるかわかりませんが、自然に還ってしまってないといいなと思います。

さて撤収。
荷物をまとめて

最後の核心です。
ちょっとずつマットを引っ張り上げ、下りの何倍??って時間をかけてなんとか藪まで戻ってきたら、帰りはちゃんと踏み跡が見え無事に生還!!

充実した気持ちで車を進め
一休み。
きれい


君たちは野良じゃなさそうね??

パーキングで出会った猫と戯れて家路です。
高速でホワイトアウトしたりしてもう一つ核心がありましたが無事に鳥取に戻りこれを書いてます。

実は誕生日でした。
禊を経てどうやらまだ生きていていいみたいなので、27歳も精一杯頑張ろうと思います。

遅くなりましたが本年もよろしくお願いいたします!!

2022年2月24日木曜日

KAKEASHI final 2021。②

 後編です!

日付は少し過ぎましたがまだ12月半ばで、鳥取からそーじろうさん、河上くん、たかまボーイで行先は笠置でした。京都の方。

昼前に到着して目についた課題から。

ちゃんと悪くてなかなか楽しかった!カヤック lowて課題らしいです。

ちょっと移動して、お次はもう定番コースになりました、本家笠置。

無っ理!!!!!!!!!!!!!!!!
この日もしっかり敗退しましたが、河上先生のおかけで大進展があったので満足です。
小さな靴を履いてまた次回!

やっと課題たくさんあるあたりです。
とりあえず魔界マントルで気持ちを整え、シオマネキにはやっぱり敗退。
なんかできんのよね。。。。
整ったのでそろそろ終わりたい課題へ。
どういう姿勢?
こちらも濃厚な敗退色でしたが、河上先生のおかげで希望の光が!
なんとかかんとか試していってついに登れましたクリオネ
何年越しやらこの因縁にやっと終止符です。

ちょっと移動してこちらも因縁豆餅は今回も歯が立たず。。。。
いててが過ぎる!!
おさわり程度にしといて諦めです。
隣へ。
ザラメは初めて認識したけどそもそもスタート切らせてもらえず、なかったことになりました。
今回やりたかった課題へ。
とりあえず、上部の親指君のパートを久しぶりにやってみることに。
.....ん?
はるか昔に登れてるはずなんだけどな?
おかしいな?
納得できない現実を突きつけられて首を傾げつつもなんとか成功させて、何とかなりそうとか思ってたら

河上先生が完登。
すこぶる強いやん。
そんなころにそーじろうさんもクリオネ登って合流。
こいつは置いて行かれちゃうぞとあせあせしながら

なんとかゲットです尊敬
オリジナルパートはそんなに難しくない気がしましたが親指君がやっぱり難しかったです。

しんどそう。。。。。
もう少し時間があったので隣のお岩。

ハマケンさんの初登なさった課題なんですが、僕はスタートさせてもらえず。
もう笠置ではスタート切れないことに慣れてきたかもしれない。。。。
哀愁を漂わせながら僕は終了。そーじろうさんもあっさり親指君登って終了。
河上先生はスタート切れてたので最高高度!たかまボーイは、、、花崗岩頑張ろうな!!!


帰りは真っ暗でえっちらおっちら。
食べ放題なんかしちゃって帰路でした。
京都編終わり!!

数日後、今度はリードです。
河上先生とたかまボーイで、また久しぶりになってしまいました羽山。
全然近いし早く出る必要なんてないとゆっくり向かったら3時着。
うーんちょいと遅すぎた。。。。。
急いで準備して前回敗退した奴から。
この日もしっかり一回落ちて、ムーブを思い出してついに
登れました、お百度参り。たくさん参らせて頂きました。
結局その後は二人のトライを見守ってるうちに日没で撤収でした。
とりあえず登れてよかった!!
岡山編おわり!!

そしてこれにて2021を駆け抜けました。
次回はやっと2022!
読んでくださってありがとうございました!!!

2022年2月23日水曜日

KAKEASHI final 2021。①

 更新が滞って滞ってまだ2021から抜け出せずにおります。

最後は駆け足で行くのでお付き合いください。


ということで師走の始まり。

なんとなく九州に人が集まっていたので僕も参加させていただくことに。

20時過ぎに鳥取県を出発したので何処かで寝るかなと思いながら車を進めると何故かノンストップで下関を通過していたのでもう一息走ってしまうことにして結局明け方に博多あたりに到着。

車で少し休んで起きたくらいに誘ってみると、

おがっちは用事、どひけーは洗濯がしたいとかでまおんぬととりあえず近場行ってみっかという話になり、目的地は龍頭泉に決定。

ふわっと向かうと一時間ちょいで辿り着きまして、岩探し。

こっちではないみたい。。。。

ちょろっと迷って、発見


もう疲れた人。

とりあえずこちらから

疲れた人が疲れた顔で空を見上げてる間にさっさとランディング作ってマット敷いていざ!と思いきやあっさり落ちます。

おい。

気を取り直し改めて取り付くもあっさり落ちます。

だからおい。

何度かこのやり取りをしてるうちに疲れから復帰したまおんぬがやってきたのでとりあえずやらせてみることに。

悪さを思い知れとか思って見てたんですがあれよあれよと気付けば岩の上にいました。

強すぎでは??????????????

困ったので丸パクリして終止符を打とうと取り付いて次の瞬間には地面に座り込んでいる自分がいました。

敗退まで過りましたが何とか思いとどまり、泣きの一回で何とかゲット。

恐ろしい課題だったぜわさビーフ。。。。


早いこと忘れることとして、お次はお隣のライン

なんとなくフラッシュ出来そうな気持ちで取りつき気のせいだった事に一瞬で気付かされました。

甘くないなあ。。。

落ちてから正解に気が付くお決まりのパターンで次のトライに収めました。

そして、マントルが悪いしそこからが怖かったパターンでした。

激カラムーチョ、これはなるほどスパイシーです。

まおんぬもこれやるとの事なのでサブマット一枚奪ってお目当ての課題を触りだすも、まず離陸がしんどいし初手から続かん問題で膠着したので、モラルも何もかなぐり捨てインターネットに頼ります。

なるほどどうして出来ないわけでなかなかにトリッキーなスタート。

真似してみると何とか先へ進めることを確認できました。

ってあたりで時間切れ。

まおんぬも惜しくもといった感じだったのでリベンジを誓い帰路へ。


博多に戻り、洗濯を終えたどひけーとまおんぬが2人でお忍びしてるのを斜め後ろから邪魔しつつ、ごはんを食べてday1終わり。

翌日はどひけーも参加とのことで三人になり、もちろんの如く龍頭泉。

もう迷わず現着して早速どひけーになんも伝えずわさビーフをやってもらいましたが、健闘むなしく着地してました。

雑魚め!!!

あえて言わせてもらいましたが特大ブーメランに命を削られ僕も瀕死、まおんぬが最強。

何なら彼は次のトライでちゃんと登ってたし、僕が最弱。

うぅ。。。。。。ライフが風前の灯。

現実を忘れトリッキーなスタートに舞い戻ると昨日よか精度も上がり真ん中あたりまでは繋がるようになりましたが、ここで上部カラムーチョの時に組み立てたシークエンスじゃ確率が低すぎる説が浮上します。

僕があーだこーだしてる間にあっさり激カラムーチョ登ってたどひけーとあーだこーだ言いながら程よいムーブを組み立てるとなんか雰囲気だいぶ近くなってきたので繋げにかかります。

まだまだ精度の低い下部をなんとかこなしたと思っても合流あたりの一手で振り落とされてしまいます。

困ったなぁと座り込んでトライしてを繰り返してる間にまおんぬも激カラムーチョ登ってました。

え、強すぎでは?????????

触発されて気張ったトライをしてみたものの

このザマ。

いつかまたリベンジを誓って撤収です。

博多に戻っておがっちと彼女さんも合流うまいところに連れてってもらって


day2終了。

最終日はやっと4人になり、かと言ってガッツリ登れる感じでもないからとりあえずもっと近いところでぼちぼちやろうかということで大入へ。

かもめのまおんぬ

ハングの有名課題〜DJシリーズもやったけど最難だけ痛すぎて諦めてしまいました。

これはまたいつか!

小休止に竿を振りまして九州初釣果

こちらは指でさばき、美味しく頂きました。

こっちも小休止してた。

戻りまして

挟まってみたりしつつ

こちらのフェイスをやってみます。

マット一枚分の幅でランディングがある親切設計

あーだこーだみんなでやって、ムーブ出してもらって一抜け。たまには許してくれよな!!!!!

なる名前みたいです。個人的にはこの岩で一番好き。

指皮痛すぎて謎の開脚の緒方氏

諦めてスポットに徹する土肥氏としれっと登る中村氏

いやだから強すぎでは????


デート風


フォトギャラリー by おがっち
もうしばし戯れて撤収。
コンパクトなエリアでしたが、一日たのしませて頂きました。

最後に博多でみんなでごはんを食べて帰路へ。
と思ったのですが気が変わり図々しくも初登者のゲンさんにメッセージして場所を教ていただき、気になってた課題のある大分へ転進!

車で寝て朝から八面山へ突撃し、すぐに始めます。
下部のパートに悪いホールドが並んでて困ってたんですが、全部飛ばせることに気が付いてやっとこさ
月に叢雲花に風これは名作。

目的を果たし、帰ろうかという所で車から見える大きそうな岩に気をひかれたので靴だけ持って行ってみるとなんだか良さげ!
ということでこちらも

思ってたよりスローパーがちゃんとスローパーで悪かったりして焦りながらもなんとか。
よき課題でしたロブスト

これにて九州編はおわり。

お次は12月半ばです。
あの杉本【筋肉】怜選手と、ジェシカさんが岡山にいるとのことなので参戦させていただくことに。
鳥取からお久しぶりですショウさん、たかまボーイとともに、お初ですの深山公園へ。
とりあえず、無我夢中をめちゃくちゃ頑張って登りました。なんとなくSDですよね、とりあえず。
他にはしっかり敗退し移動。

山頂?みたいなとこまでひーこら言いながら登ってやっと杉本夫婦とガッキーさん、ヤナセさん、岡山の皆さんと合流です。
やってらっしゃった課題にそのまま混ぜてもらい、ほぼほぼ完成しているシークエンスを完全にトレースしたくらいに伶さんがもりもりと岩の上に。
置いていかないで。。。と必死こいて追いかけます。
もりもり感が出せなかったものの何とかアレヂィは置いて行かれず済みました。
楽しみすぎて写真無し。
お隣にも手を出してみましたが、こっちはよくわかんなくてあーだこーだ言いつつほかの課題にもちょっかいをかけてたら、そのまま時間切れ。また次回ということで。

さてさて、少し移動して今度はガッキーさんのPへ案内していただく事に。
下草を鋸を鉈のごとく振り回して刈り取り、みんなに怯えられつつもみんな無傷で到着。
かっこいい!
ここで怜さんとの初登争いが勃発しました。
一進一退の攻防の中、僕が核心前でポカ落ちするという大失態。
さすが決める男怜さんに初登をあっさり奪われました。
無念。。。。しかしとっても楽しい時間でした。
ここからなぜか全然出来なくなって????となりましたが何とか登れました八年目の邂逅
いい課題!少し脆いかもしれないからやる方はお気をつけて。

ここでふらっと少し奥に行くと、程よいサイズのスラブが。
なんとなくみんなで取り付いたのですが、結構悪いんですこれが。
3級らしいですがこんなの3級じゃない!とごねてたらここでガッキーさんによるお散歩のようなデモンストレーションが。
僕にはさっぱりですが、みんななんとなくあ~なるほどみたいな雰囲気。
いや、なにが??
とか思ってると、あ~なるほど勢が続々と完登であっという間に取り残されました。
ここまでなんとか食らいついたのに、鬼門はここであったか。。。。

あきらめの撤退が見えてきたころにやっとこさお友達ポイントが貯まってなんとかこれも完登。この日、一の喜びでした。
名前が!わからねぇ!のですが僕を強くしてくれた課題なので調べて後日追記します枯山水みたいです。ぜひやってみてください!

最後に1級のスラブに。
嫌な予感がしますが、とりあえずやってみるとこっちは手で持てるホールドがあったので予想に反して割とあっさりでしたヤタガラス
足うま目指します。。。。。。
そんなこんなで皆さん撤収のお時間で、とりあえず解散。
ありがとうございました!!!

きれいな夕焼け
feat.ガッキーさんと怜さん


そして鳥取組は延長戦。

お勧めしてもらった2段で締めます。
崖っぷちこちらは僕はそれなりに得意系でちゃんと締まっていい感じ。
二人も惜しい感じだったり気付きがあったりといい流れでしたがさすがに暗くなってきて時間切れ。

楽しい時間をありがとうございました!!!
岡山編終わり!

長いので2部へ。

2022年2月22日火曜日

TENIASHI final 2021。

一発目は年をまたいだ過去の記事ですが

21/11/27

やっとこのコンペに参加させてもらえることに!

というわけで飛行機で徳島へ。

徳島空港で福田さんakaそうちゃんに拾ってもらい、エリアについたのは昼下り。

慌てて皆様の元へ駆け下りてご挨拶も早々に

こんなやつ。

スパッとクラックが走っててせっかくクラックだしと思いフィンガージャムだのハンドジャムだのこだわって色々とやってみたけど下手すぎてめちゃくちゃ痛い。

休み休みやらねば出来んので休みついでに他のラインにも浮気です。

向かって右面のスラブ?ぽいとこでもセッションが始まってたのでまぜてもらって

しっかり何度も落とされ、いい加減なんとかお願いしますという気持ちを込めてホールドぽいのを持って立ち上がったら登れましたササニシキ

胸をなで下ろし戻るとどんどんみんな登って取り残されてます。

これはやむなしと、こだわりなんぞ捨ててジャムパートは飛ばし、中にホールドついてるとこだけ辿るという闇落ちムーブによってなんとか完登。

冥府龍かっこいいラインでした。

心の闇を見透かされたぜ…


まだ、少し時間があったので今度は向かって左面へ。

名もわからぬこの面の2本も貪り少し下流へ移動です。

なんて素敵な出で立ち!!

やってみると内容もなんだか絶妙な保持感と距離で程よいスパイス加減。

みんな仲良く同じ高度で落ち、あれこれせずに飛ぶのが正解らしいと感じ取ったので次のトライでいただきました。

岩の真ん中をSDで棚から。季節労働者 多分初段くらい。

季節労働者のそうちゃん


ついでに隣のめちゃくちゃ水溜りの上を行くラインもお触り。

何度かチキって着陸し、勇気の出たタイミングで

無事スプラッシュなしで終えることに成功です。代償として場が白けたけどまあそれもやむなし。そして、してもらっといてあれですが皆さんなんて無意味なスポット…

そんなこんなで移動です。

僕らか到着する前にこの現場は竣工してました。快適なランディングの上には快適さの足りないホールドたちとびしょびしょのリップ。

一番雰囲気を出せた瞬間です。

これは微塵も戦えず潔く敗退。可能性は全然あると思われますのでまた次回に!もう少し強くなってから!

そんなこんなであっという間に移動の時間です。

明日仕事なそうちゃんとお別れし、チャンさんに乗せてもらって会場へ。

やっとここに来ることができました、TENIASHI。
ここでルールの確認です。
・とりあえず課題を目づくりで。
・作成時、保持感を確認してもいいけど荷重したら死が待ちます。
・怪我したら死が待ってます。
・ただし、側壁の釘に刺されば栄誉が。
・登れたらジャッジペーパーにセルフで記入。

死がすぐそこにあるコンペなんですね。
会長による開会宣言から由緒ある試登式と恙なく進行し、いざ!
寒いので暖かくなる液体で体内から温めつつ、プレイリストが終わるまでセッションです。

僕的ベストプロブレムはこちら

これ絶対無理な奴ですよね。

一トライ目、僕は案の定無理だったんですがション君はあっさり。

!?!?!?!?!?!?!?!!??!??!!!!!!

姑息にもシューズまで変え、改めてやってみると何で出来てるのかわからないままに繋がりました。

なんで???

ともかくも最難であろう課題ができて満足していると、隠れていた難しいのを発見。

おいおいもう満足した奴の飲み方しちゃったよ???

最後の最後までやるも結局できずプレイリストは終演。

なんだかんだで優勝はチャンさん。

涙を流す敗者と、酩酊したワッキーさんを添えて。


そんなこんなで死者は出ることなく無事に終わり、おいしいご飯をごちそうして頂いて一日目は終了。

2日目はゆっくりスタートで海の方に。

ワッキーさんに便乗させてもらいあーだこーだ喋ってるうちに到着。


ぞろぞろ。

暖かくて穏やかな良いところだーーー


ぐだぐだして一本目は


くつもはかずに2級には見えない2級から。

いい!!

おとなりのエンデバーは欠けそうなあいつを触ると欠かすことが目に見えていたので無視して使わないムーブで



えいっっとゲット。

名作だ。

ポテトチップスみたいなカチ、表現がまんま過ぎて笑いました。

そのまま今度はここから

SDの方にも手を出し、なんだかんだとやってたらその背後で

会長が会長たる所以を顕示してらっしゃいました。


うう、羨ましい。。。。

その後なんとか


エンデバーSDのほうも片付ける事に成功し、隣のプロジェクトラインはとりあえず離陸して満足したので心置きなく竿をお借りして振りかぶってみたものの目の前のナブラに何度もあざ笑われるのみで当たることすらなく惨敗

失意の中移動しこっちで憂さ晴らしです。


伝わらないサイズ感ですが人が入ると
こんな感じ。でかい。

下部はかっこよくドッカンで上部はもげなそうなホールドを選んでそろそろと。
アナザースカイこちらも素敵なラインでした。

かっこよく撮れたションちゃん。
この後彼は生死の狭間を垣間見るようなトライをしてて痺れました。

ちゃんと生還できたのでお次へ

名のわからない初段ですがこれも面白かった。

そんなこんなで存分に楽しませて戴き、ワッキーさんに徳島市内まで連れて行ってもらい飛行機を逃したので一泊。

とても濃く楽しい時間でした。またよろしくお願いいたします!!!!!!!

※皆様お写真お借りしました。