2020年1月23日木曜日

あっという間。

帰国して、慌ただしく日々が流れ1月18日は朝は眠くてゆっくりと。
お昼ごろに起き出して、疲れてるしレストにしようとも思ったけれど閃きました。
”岩なら行けるんでないか”
とは言えどももうお昼過ぎ、遠くに行こうもんなら着くや否や夜なのは判り切った結末でして、選べる選択肢も記憶にあるのはどこもかしこもパッとしない印象でこれは困ったと思っていたらふと浮かんできたのは勝山の岩でした。
行ったことない近いとこだしちょうどいいのではないかと!

そうとなればパートナーがいるぞって事で誰かいないかとに育英へ。
するとタイミングの良いことにちょうど集まりかけていたので、そこから数人を攫って出発したのは14:00も過ぎ、急いで行って着くと同時にアップがてら一本目です。

とりあえずみんな出来そうなの探してって頼むとこれがいいんではないですかと11cをやることに。
いかにも悪そうな辺りはきっと近付けば何かしらあるだろって高を括って4本のヌンチャクで足りるそうなので5本持っていざ挑みます。
下部からなんだかホールドが隠れてたりして、なるほどやはりあの辺りもなんか隠れてんだなと難しめの設定なんだろうと2つ目のセーブポイントまで来たのですが、ここで雲行きが怪しくなり過ぎたのでテイク。
探ってみたら11cに許されるか怪しい印象ののカチがそこに。
まてまて、なんとも締まったグレーディングですな?
まあとりあえず見つけたので先に進もうとしたら、その次の手でまた詰まりましてセーブしてないし先ほどのとこまで戻りましてまた一考です。
今度は11cに許されるか怪しい印象の距離感がそこに。
うーむ、曲者。。。。という感じで何とか3つ目を、そのまま4つ目のセーブポイントまでたどり着いたはいいのですがそこから先が本番でした。
そこそこみたいなガバから
左には外傾したカチの先にホールドなのか何なのか
右にはダレたあっさいポケットの先にホールドなのか何なのか
といった二択がひろがっていました。
どちらも何度か試してホールドに見えてた何かはただの何かでしたーみたいな状況と寒さに心を折られ、極めつけになぜかまだ2つ空のハンガーがある事実に心を折られたので敗退。

。。。。。。トポみせてー。
ええ、でしょうね、さすがに。
11cだったはずですもの。
12Ⅾ
そーでしょ!?
わーるかったもん!!!
もー今日はやんないもんねー!!!

ということで10cだけマスターして高校生を遊ばせる人をして真っ暗になったので帰りました。
育英に戻って少し登って解散。

あっという間だったけど濃かった。。。。
面白いエリアだったのでまた来たい!!すぐにでも!!近いし!!リベンジしに行かないと!!
写真はなし!

2020年1月20日月曜日

暖かいとこを探して。後半

そんなこんなでミラノに戻ってきたものの年越しを一緒に過ごすはずだった人が怪我というやむにやまれぬ事情で不参加となり、やることがなくなったのですが暇をするわけにはいかないと各方面に連絡したらなんとDanaanがTicinoにいると。
なんだか彼には今回世話をかけすぎている気がしますね。
ありがたや。。。。。

というわけで31日はスイスでした。
ミラノから1時間ちょいとかだし行きやすくていいですね。
素敵な河原は次回触りたいな。
合流してなんだか8b+とかやってたけので混ぜてもらってやってみたけど何も出来ずただちょっかいを出す人をしてたら日が暮れました。

写真だけ取って終わり。
まずまずの登り納めですね。
帰り道の途中の彼らの拠点で一緒に新年を迎えてから解散。
ホテルに戻ってバタンでした。

翌日はもう2020になってて登り初めです。
場所は残置マット使っていいよってありがたい言葉に甘えて昨日と同じとこへ。
昨日より少しだけ出来てる感を出しておいたのですがまあ大体同じ感じで日が暮れました。
どうやら、この事実から逃げていたけどさむいのにめっぽう弱いというのもわかりました。
まあ怪我もなく無事だったということで!

ミラノに戻ってその夜のうちにまたもやフリックスバスでミュンヘンへ移動、朝からレンタカーでインスブルックへ向かいそこから数日人工壁で登ってあっという間の帰国でした。
なんだか駆け足で書きすぎてイサムちゃんもどひけーもタイセー先生も登場が少なくなってしまったけど、たのしいものでした。
ありがとねー。

まあそんな新年になったからといって急に出来ないことが出来るようにはなりませんでしたが、自分の中で感じた少しの成長をゆっくりでもしっかり感じてものにしていけるような一年にしていきたいです。

というわけで皆さん本年も何卒よろしくお願い申し上げます!!!

暖かいとこを探して。前半

明けましておめでとうございます。
初投稿は年末年始の出来事を。

てことで今年も行ってきました。
今回はいつものどひけー、の相方イサムちゃん、ほんまたい先生っていうみんな若者僕だけおじさんなメンバーです。
23日に日本を出てその日はミュンヘンの最近新しくなったBoulderWeltで軽く登って終わり。
海外のクライミングジムってやって無さそうな日でもしっかり営業だったりするから素敵過ぎますね。
そこで、ムーンボードマスターではお世話になりましたFlo、今実は近くに住んでるんだよのStasa、同じくドイツにしばらく住んでるってDannanと邂逅を果たしたので少々嗜んで帰ることに。
海外のクライミングジムってよくバーみたいなの併設されてたりするのも素敵。
結局、解散の兆しを感じなかったので夜もとっぷり暮れた1:00過ぎに終電を理由にお宿の駅前のユースホステルへ撤退となりました。

翌日は僕は登らないので、午前中から恒例となったミュンヘンのクリスマスマーケットを昨日のDanaanと散策。
ホットワイン飲んで、シュトーレンを買って寒くて止まれなくなりなんだかんだと10キロくらい歩き回ってしっかり身体を動かして昨夜のホテルへ戻りました。
シャワーを浴びてその夜のうちにフリックバスでミラノへ向け出発。

25日早朝についたはいいもののクリスマスはなーんもやってないので取り敢えずドーモを見学して時間を潰します。
ちなみに役に立つかは怪しいですが豆知識として
ミラノ中心地にコインロッカー等はありません。ただバスで30分でリナーテ空港に行けてそこで荷物を置いておけるのでミラノでフライトまで時間を潰したいけど荷物が邪魔って人は先に空港に行って預けると楽です!
さて、街へ戻って今日も散歩。致し方なく。
この日も結局5キロほど歩き回って夕方空港へ戻ります。
夜の便でSardignaサルデーニャという島へ向かいました。
車を借りるのに久々に手間取ったけれど、ごねて(僕は悪くない!)何とか借りて宿に向かいます。
明日は登るぞって感じになってきました。

...が!!!
翌日発覚したのは26日は聖ステファノの日という休日らしいということ。
トポもクラッシュパッドも算段できないままに昼過ぎなので怒りに任せて車を走らせ、サルデーニャを縦断。エリアらしきとこに取り敢えず行ってみたものの結局人もおらずただドライブする日になってしまいました。
ステファノさん、言っといてくれ!!!

翌27日朝ついにトポをゲットしてついに登れるってことに。
向かったのはリードのエリアでイジーリっていうところです。宿のあるカリアリから一時間ちょいでアクセスもナイスな感じ。めちゃくちゃでかいって訳ではなく、20メートル前後のちょうどいい長さです。
もうお昼すぎなので早速登りだしは7bから。このルートいい感じ!
お次にマスターで7cをやるもあえなくテイク。もう一便出して回収でした。このルートもいい感じ!
もう一つ7cこちらは一回で。このルートもいい!
ってとこで夕暮れでタイムアップでした。
このルート面白いしか言ってなかったけど、ほんとにおもしろかったのでいいエリアなんだろうな。
帰ってピザを食べ終わり。

28日も同じエリアでした。
昨日の7cをアップにもう一度。やっぱいい課題。
そして近くにあった7c+に手を出してあっさり落とされ、2便で回収。これも面白い。
少し奥に移動して8a+に。これも2便で決着でした。最初は謎極めてたけど解るとこなせる課題でした。面白い!
最後に知らないおじさんがトライしてた8a+を回収するからって条件で一便出させてもらってギリギリでフラシュ。いい登りが出来て満足でした。
途中のタイセー先生が叫んでくれた”フレーク!!!!!”はマジで救われたし印象的な瞬間でした。
帰り道で空いてた料理屋さんに入ったらまさかの中華だったけど普通に美味しかったっていう絶妙な終わり方で就寝。
 これが
イジーリの景色。
なぜかほとんど同じアングルでしか撮ってないという失態です。

29日は少し遠出して、海沿いのカラ・フイリというエリアへ。
選定はイサムちゃん基準は景色の良さです。
途中のスーパーで遭遇した全身をE9で固めた絶対クライマーなお姉ちゃんにカラ・フイリほんと良いとこだぞってわざわざ言われて否応なく期待値も上がりました。
そして
期待通りでした。
なんならすでにかなり満足感あるなという気持ちでエリアむけて歩きます。
 いまいち伝わらない気がするけどすごくきれいです。
ええなあ。。。
このエリアのこの面には簡単な課題しか設定されてないのですが
やらざるを得ない見た目なのでとりあえず7aをやってみるとなかなかいかつい内容の好ルートでしっかりアップ完了。
タイセーさんが登ってます。
少し移動してもうちょいハードな課題のあるほうへ向かいます。
少々迷ってたどり着いた先で、おじさんのやってる8b+に混ざります。
フラッシュトライはめちゃくちゃ下部の悪いホールドであっけなく散り、そのまま探りながら通してうえまでバラします。
気を取り直して2トライ目は気を取り直せてなくて同じとこで落ちたので気を取り直し直して3トライ目は終了点直下まで進めたのですが、最後の遠い送りみたいなのでかじかんだ手がまさかのスタックして抜けずタイミングがずれてしまいフォール。
さすがにもうだめかと思いつつも暗がりの中なきの一回を出させてもらい、なんとかかんとかゲット。
皆さんわがままを聞いてくれてありがとうございました。
エリアにいたみんながおめでとうと言ってくれたりしてなんとまあ優しい皆さんだ。と温かい心で帰ります。
いい思い出になりました。

30日はゆっくり準備して遺跡に行き古代ローマ人ってすげー。。。と太古に思いを馳せて
街へ戻って散策したらフライトの時間です。
短い滞在だったけどいいとこでした。
また行きたいな。
ミラノに戻ってホテルに入った後の記憶がありません。


てところで前半終わり!!!