2019年10月30日水曜日

実は初めましてのエリア。

10月28日
ここのところ毎週、岩と触れ合うことが出来ててとても嬉しいです。
今回はバッタさんが出しておられるNiyodo Loverに載ってるR33というエリアに行くことに。
バッタさん黒潮さんのトポは地図って感じじゃなくてまるで読み物みたいで素敵なので是非一度読んでみてほしいです。
あと僕はまだ手に出来てないけど鞍瀬川のトポもワッキーさん達が。こっちはひっそりって感じみたいなので自分で探してね!!
リンク貼っておきます!!
BATTA STORE
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さて、今回は高校の時は毎日のように一緒に登っていた同級生の入江君と前回がいつかわからないくらいぶりに一緒です。
そして、愛媛に行く度によろしくお願いしてしまうワッキーさんに(夜勤明けにも関わらず)今回もよろしくお願いしました。
いつもいつもありがとうございます!!

あれやこれや積もる話をしているうちにあっという間に橋を渡ってました。
今回は最初からR33に向かうつもりだったのでいよ西条に遠回りせず高知道で大豊から下道で行くことに。

道中に無数に転がる目を引く巨岩達のなかに見過ごせない存在感のやつを見付けたので見てみようってことでマットもって行ってみるとよく拝見するブログで見かけた事のある団地妻さん(仮称)でした。
やらねばな見た目!
とりあえず絶対ヤバそうなリップ付近を上から覗いてみるとまあよーわからんけど下から来たら持てるんじゃ??みたいなのがあったのでとりあえずチョークパフパフして、いそいそとマットひいてあーだこーだやってみる事に。

しばらくすると怖い足上げからの怖いデッドって感じらしいって事がわかってきたので怖くないふりをしてゴー!
そのままリップの持てるんじゃ?ホールドを持つというか押さえつけて岩の上に立つことが出来ました。

奥さん朝からハードに遊んでくれてありがとうってことで仮称を継承して団地妻で。

スタートはこの辺り適当に。
二段くらいかな??
確認したところ、かなり昔に指男さんが登ってらっしゃるとのことでした笑
いやー、まあそうですよね笑
名前はこれでいいみたいです!

さて寄り道してしまったので急いで向かいます!
途中でまたもや素敵な一帯を見かけたけど心を鬼にして無視。
ワッキーさんと合流して聞いてみたらそこが土居川だよとのことでした。
ここも来ないと。。。
そんなこんなで挨拶を済ませてエリアへ。

一通り一帯を紹介してもらってまずはアップがてら手付かずそうなやつを。
ちょうどスタートらしきホールドの下だけ川が流れてたのでとりあえず流木を探してきて即席ランディングを作ります。
スタートと出来上がったランディング。
トライしてみると落ちる時は組んだ流木のど真ん中にって感じで作っといて良かったねって感じで。
すべすべとします。
なかなかいい感じのアップになってこれはみんなゲット!

お次は近くにあったしってノリで絶対まだ早い課題をやることに。
やったことあるワッキーさんによると、ルーフ抜けにあるガバから上が何がなんだかってことだったので逆にそっち解決したらいい説を唱えてみました。
そこ?みたいな所にその向き?みたいなホールドを見つけて選択肢が少ないもんでさっと繋がってとりあえずオッケー。
下はおしゃれに多彩なフックを駆使していく感じなのはわかったけれど……
上から作ったときあるある"繋がるところが微妙に噛み合わない"状態に。
結局ここもそこ?みたいな所にフックをして解決です。
一回欠けて吹っ飛んだけど無事に繋がりました。
修羅道かっこいい課題です!
ちなみに抜けのガバの浮いてたのが指で取れたので取り除きました。
そして、トライしてるときに縁が少し欠けました。
まあもともとガバなので変化無しかと思います。
てかこの抜け口のガバ地帯まるごと少し軽い音がしてたのでトライされる方はお気をつけて!
二人とも動きはなんとなく出来てたけど次いこうってなったので次へ。

ピンチ野郎はスタート付近が全然よーわからんし足滑るし、?????になってたら入江君が解決してくれてゲット!
高度感も相まってこれは人気課題ですわって感じでした。
リップ越えた先のちょうど写真の辺りのガバ地帯がパキッとかミシッとか鳴ってたからあまり力を込めない方がいい気がします。
ちなみに登った後に僕がよーわからんってなってた辺りのムーブはワッキーさんの登った時とは全然違うと教えてもらって、こういうの見出だせない辺りがダメだなぁとしょんぼりでした。

気を取り直してそのまま右。
下部は名の如しで必要なホールドがパッとわかりそんなに苦労せずに問題の上部へ。
一見ホールドがなくてよくみてもやっぱりホールドはなくて。
一つそれらしきものに手を出すと微妙なのがあるようなないような……
しかも次はないし……
これはいかんと上に回って覗いてみるとなんかシワにも見えなくはないような模様が。
とりあえずその模様にチョークつけてホールドらしい見た目に仕上げて手を出してみるとなんやら効かんこともないような感じ。
繋げりゃ落ちたくないパワーで出来るだろってことで下から何度かやったら模様が持てるようになって登れました。
名前と裏腹に悪いのはピンチブラザーズを越えた後でした笑
下はこなれ過ぎてタイムラプスばりのスピード感です。
おうちに帰ってnorthの奥村くんの動画でこれ登ってたよなーって気になったので見てみたら全然ホールドチョイスが違ってこういう選択肢もあるのか。。。って衝撃。
結構勇気のいるムーブ選択な気がするけどきっと自信があるから出来るんであってそりゃもう凄まじいなぁとあんぐりでした。

ちょっと所感を挟みますがこの2つの課題は僕にはカルチャーショックみたいなのがあって。
というのもピンチ野郎の方は僕が認識出来たキーホールドは2つなんだけどこの間が結構な距離でしかも高度感もなかなか。
パッと見で出来そうな感があまりなくて。
確かにやったら出来る距離だし他にもホールドはあるんだけど、ここをラインとして見出だす嗅覚に感動。
ピンチブラザーズの方は下部はピンチ野郎より分かりやすくホールドがあるんだけどそこから上部の大丈夫??感がすごくて。
これまた無理そうって匙を投げずにやってみてそれを形にする人がいるってことに感動。
既成のラインを登るときに僕たちはそこに人間(少なからずそう見えない人はいるけど)によって既に登られてるといういわば可能性が0じゃない状態から始めるけど、初登ってのはそれが0かもしれないわけで。
それを踏まえると、とりわけこういう自分にパッと見でいける感(出来るかどうかは別として)がないセクションを含むラインを見かけるとほんとに凄いなぁと思うんです。
こういうラインを見出だしていける嗅覚を育てたいですね。

さてさて、次の課題に行きましょう。
いい感じの傾斜にいい感じじゃないというかむしろ明らかに悪すぎるけどまさにホールドみたいなのがくっついてました。
ワッキーさんから何秒浮けるか選手権だよ!
って言われてたけどそこは任せてください。
そんなに強くない指と共に誤魔化し誤魔化しクライミングをやってきた私は足で逃がす能力は長けてるのです!!!
とは言ったものの普通に受けないトライが何度かあり、やっと何度目かの正直で飛び立つ事に成功!!
と思いきやマットに足が……
ぬぅ。。。。
もう一回!飛び立つ!!マットも躱す!
と思いきや後ろの岩に足が……
ぬぅ。。。。。。
ぬぅぬぅやってたら何度目かで綺麗に出来ました。
もとてもいい課題ですね
ちなみにSDは全然歯が立ちませんでした。
指男先生曰く、無理やり持つらしいです。
誤魔化しが効かないやつ。。。
また次回リベンジします!!!

そんなこんなで夕暮れになりいい時間だし撤収。
帰り道からは素敵過ぎる景色でした。

いろんな課題を触るほど学ぶことが多いなぁと思うこの頃です。
課題探しに走り回って、ランディング作るために流木や石を運んだりとなかなか筋トレにもなって良いし。やっぱり岩は素敵だなぁと思うのでした。
またよろしくお願いします!!

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