残念ながらこのラインに対してグラウンドアップなんて今の僕の実力では到底挑めないので、ロープ張って一人静かに上の掃除をごしごしとしながら今までやっべーなんて言いながらただ眺めてたラインを、初めて真剣に登るにはって方向で考えてみてみました。
ふと、こんなとこで人の声がした気がして上を見上げると、道からマーシーとワッキーさんがこちらに手を振ってて、思ってもみない仲間の登場に掃除もさっさと終わり、きた瞬間ロープにぶら下がったマーシーとああでもないこうでもない言うてたらやっとそれらしきシークエンスが見えてきました。
リップ取ったとこからですが。
さて、じゃあリップまではどうなんだと。
2人してバインバイン落ちながらいろいろ試しているとそれとなく見えてきた二通りのどちらかが現実味がありそうな感じです。
とりあえずってことで”確かに簡略化されてるけどそこで落ちたらホントにヤバい一手がある方”のシークエンスで上部をバラして、できるかどうかで言うと出来なくはないねってとこまでやって下部に移ります。
下部は僕はてんで駄目でマーシーがあと少しでって感じだったのですが、こなせたとしてそのままあの上部突入したら死んでしまうと思った僕はいっそ新しい方法を模索してみることに。
なんとなく可能性のありそうな事をやってたらだんだん確立されてきてもう少しってとこで可能性のカギだったホールドが弾けてしまいました。
確認してみると僕の感想はちょっと悪くなったけどまあできるのでよしといった感じ、一方マーシーの感想はあれ、ちょっと良くなった?って感じでじゃそんな変わんないのかって結論。
ドカ落ちして後頭部を強打し大たんこぶができたくらいにでタイムリミットで初日は終わりとなりました。
帰り道が美しかった。
翌日はCJCの予選でしたがものの見事にコテンパンにされ途方に暮れつつ、癒しを求めてまた西之川へ。
ひぐ兄さん、通谷君とともにオロナマントルのとこへ。
とりあえずなかなか再登をきかないテニヒザから案内したらカヨタニ君が瞬殺していきました。
えぐ、、、、
ほんでどのくらいかねなんて尋ねたら
"んー二段とか?"
待て待てバカバカさすがにそんな、、、
とか思ってたら、僕より先にひぐ兄がんなわけあるかいと言ってくれたので一安心。
まあそんな兄貴もその後すぐ抜けていき三段でええんちゃうかなってとこに落ち着きました。
さてさて、お次はオロナマントル。
暗闇が迫る中、は?ってなってる二人にちょこっとアドバイスしたら割とあっさり。
時間はないんだけどもう一つ左が気になりみんなでやってみることに。
もう結露でにゅるにゅるだし、かなり暗くなり二手目の皺がどれだか分かんなくなるくらいのタイミングで兄貴が兄貴たる所以を見せつけ岩の上へ。
直後にカヨタニ君も続きぼくはにゅるにゅるにびびって敗退でした。
またやんないとだな。。。
決勝は応援して、大会後の翌日は
この大所帯。
れいくん、ほりさん、かいちゃん、手塚さん、みほー、おみく、ハネス、セルジオ、マーシーの後輩君でマーシー案内の元、これまた再登を聞かない千里へ。
たどり着いた千里は当時よりほんの少し小さく見え、これ登ってからもう6年も経ってる事に衝撃を感じつつ、僕はゆっくり始めようと千里の隣のお岩へ。
裸足でいいやろとか思ってたらちゃんと悪くてこれたぶん二段くらい。
後で調べたらハタヤンパイセンのFAでアヴェイルみたいですね
岩の上に立った頃には向こうで
良さげ!!!!
まだ半信半疑でとりあえず裸足でやってたら、なにか取りに行くと車に戻ったマーシーが僕の靴も持ってきてくれたのでこれはやるしかないとやる気モードに。
靴はくと一気にできそうな感じになってきて、何回してたら岩の上に。
派生ではありますがいいラインだったので、どなたかやってみてください。
トライ中のハネス
多分初登なので千里と姉妹感を出して千尋で。
タイプ違うからなんとも言い難いですが千里よりちょっと悪いかな?
とりあえず三段で。残念なことに動画謎に止まってて撮れなかったけどかっこいいと思います!
昔は見えなかったラインを感じ、登るることができて、小さく静かな成長を感じることができたのはよかったです。
れいくんとハネスもすぐ再登してくれたりなんかして移動ってタイミングでなんか遠くにめちゃくちゃ良さげなやつが目に入り、れいくんに無理言って付き合ってもらいました。
良さげなやつその1は30分間一手目を止めることもできず首を傾げつつ敗退し良さげなやつその2へ。
こちらはチョークも付いてるし、明らかにいける見た目してるしなによりかっこいい!
二人とも疲れてもうギリギリのクライミングでしたがなんとかかんとか二人とも岩の上に。
後で確認したらワッキー先輩の魁という課題でした。
これもめちゃくちゃいいライン!!
初段とのことでしたが、流石に初段ってことはないです絶対二段はあります!!ってワッキーさんに力説してじゃあそのくらいかなぁのお言葉を頂きました。
まあとにかくいい課題なのでおすすめ。
さてみんなを追いかけたけど、どこにいるんだかわからなくなり、ピンチブラザーズで合流したときには暗闇が目前に。
ってことでここからは応援に徹しました。
生萌とセルジオが迫るタイムリミットに追い詰められながらちゃんと完登してて偉かった。
特にセルジオは日本ラストのトライで完登しててとっても偉かった。
新居浜のエアビにお邪魔して、この日は終わりです。
後編へ
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