2019年12月13日金曜日

2019四国納め。

12月12日
有給を頂いて久方ぶりに徳島の山奥に伺いました。
ここのところ休みの度に研修や悪天候に見舞われ、気付けばこれを逃すと2019はもう四国に行く機会は無いといった状況になり、、、、
はい、我慢できなかったんです……

戸河内に行こうとしてる宗ちゃんこと福田さんを戸河内ならいつでも行けると説き伏せて一緒に向かいます。

そして、いつもお世話になります。
四国 平日休み クライマーと言えばこの人なワッキーさんにご連絡したら二つ返事でご一緒していただけることに。
ちなみに四国といえどワッキーさんの所から山奥は三時間とか?はかかる距離なんですが、フットワークの軽い人って素敵すぎますね!

山奥は遠いというイメージが膨らみすぎて5時発となりました。
順調に進んで到着したのは10時過ぎ。
うん、やっぱりしっかり遠い。
ワッキーさんの合流までもう暫し時間があるので、アップがてら道中に見つけた素敵そうなのにちょっかいを出してみることに。
けっこうでかい。
川面のまあここだろうなみたいな妥当なラインを登りました。
普通にちょい悪でポロポロ落ちて、上までいったらいったでホールドはまだ朝露に濡れてびしょびしょで若干ではない恐怖を伴うクライミングとなりました。
初段くらいかな?シティライクで。見つけたらやってみて下さいね!

すぐに宗ちゃんも登って移動です。
途中の素敵な岩たちを見過ごせずとりあえず見に行こってのを繰り返してまあまあ時間を使って今回の目的のひとつに到着です。

今日は水が少ないからきっと大丈夫と信じて岩まで歩くと…
出てました、ランディング!!!
とりあえず一つ目の核心はクリア!!!
ウキウキとマットを広げ、ウキウキと動きを組み上げ、そのままのテンションで上部に突入してリップの先になにもなくてどうしたらいいかわからなくなり、上に回ってホールドを確認するというルーティンワーク。
これはルーティンの一部の写真なのでこの後降ります。
次のトライで完登。
ペルセウスいい課題!!
これは師匠が登ったときの動画ですね。

続いて隣の少し違うラインを。
こっちは左にいかず直上っぽく登る感じです。
こっちもいくつか試して持てるカチは1つということを確認し、そこから大きくびょーーんってしたら登れました。
シャイニングフィンガーって課題です。
同じラインに見えるけどやると確かに別の課題なんですよね。

この2本は師匠の足跡の一つなので僕的には絶対登るリストだったんです。
しかも前回があれだったので…
これでやっと一つ胸のつっかえがとれました。

ワッキーさんも登場で宗ちゃんと熱いトライが続きます。
僕はぽかぽか陽気に当てられ少しお昼寝。
惜しいのも何度もあったのですがギリギリ繋がらず暫しで移動となりました。
下地ある時狙ってまた来ましょう!

てなわけで移動して下流、もう一つの目的へ。
道中流されたのに自分で戻ってくるお利口なマットに感心したりもしました。
ご主人との絆を感じますね。
さてそんなこんなでこちらがその目的の課題。
かっこいい!!
小川さんよりSDも完成したのでってな情報を頂いてたので探ってみたけどスタートすら僕にはちょっと理解できなかったのでとりあえずスタンドから!
マットを敷いて触り出しますが、めちゃくちゃ悪くて全然できません。
徹さんは数トライとかなんとか…
うーん、身に染みます。。。
しかもなんだか谷全体が日影になってめちゃくちゃ寒い!!
挙げ句の果てには上の方探ってたら不意落ちして後ろの岩を股の間に挟む感じでお尻でハードランディングをかまし、悶絶するなんてことに。

心と身体が満身創痍になり、まだ四時にもなってないのに撤退を余儀なくされました。
身体は頑丈だったようで少ししたらとりあえず動けるようにはなりましたが主に心が痛め付けられた結果です。
いやしかし久々にあんな落ち方をしてしまって情けない気持ちです
皆さんもお気を付けて。。。。

帰りに見つけた見覚えのあるなにか。
これも完成楽しみにしてます!

2019も暮れにしていろんな意味で身の引き締まる思いを胸に四国を後にしました。
また来年もよろしくお願いします!!

2019年11月28日木曜日

花崗岩の進歩。

11月25日
前夜からまあどこもかしこも雨にやられてまして、晴れるとしても昼過ぎからとかで、濡れてたり染み出してたり増水してたりって事を考えたらいまいち気が乗らない感じ。
ショウさんたちが朝から岡山に行くとは伺ってたけど、僕の予想だと朝は降ってなくても濡れててダメと踏んで、ゆっくり寝ました。

諦めてどこにも行かないまであったけどやっぱり岩に触りたいと思い立ったのが昼過ぎで、ショウさんに尋ねると予想に反して朝からちゃんと登れてるとのことで一気に元気に。
さすが晴れの国、恐るべし。

一路向かったのは、敬遠してたって訳じゃないんですが花崗岩が苦手ってのと微妙な距離ってのでなかなか機会が訪れず、ここも実は初の矢掛です。
なにぶん、出発が遅かったので到着したのが15時過ぎ。
停まってた鳥取ナンバーの車を目印に山に入ると声が聞こえたのでそっちに向かうといらっしゃいましたTeam.Babaanzでショウさん、三浦さんと、岩でご一緒は初の山本店長でした。

ご挨拶して、そこにあったメイフライって課題を取り敢えず手始めに。
もう移動って感じの雰囲気の中、優しさで待ってもらってのトライだったから瞬殺して流れに混ざろうと思って取り付いて、瞬殺とは何のことかしっかり落ちまっくてしまったなんてことはもう忘れました。
なんとかかんとか岩の上に。
そのまま隣のチリチリ丼なる課題を触る時間もいただいたのですがこっちはさっぱり。
早々に"次回で!!"ってことにして移動です。
SDの同じスタートから左に向かうとメイフライ右がチリチリ丼で靴を履きかけてるのが山本店長両の指先を哀愁たっぷりの眼差しで見つめるのが三浦さん。

行き先はスラブでした。
うーん、やはり現れたか。。。といった心境。
というのも、僕が花崗岩苦手な理由の一つとして"結晶に乗る"を理解できないってのがあるんですがまさにといった様相です。
取り敢えず始めてみるかって事で触るも、案の定といった感じで取り付く島もないとはこのことかと。
もうサッパリできません。
。。。。。。。
いい眺めですね。
。。。。。。。。

スタートすら切れなかった私はものの5分で心が折れそうになってましたが、ここで見かねたショウさんが足を教えて下さいました。
自分なら見つける前に諦めてたであろう、それだよって言われたって俄には信じがたいめちゃくちゃ小さな粒でした。
さすがに嘘だと思いつつ、物は試しとやってみるとなんとだんだん踏める気がしてきて、まじかよ。そんなバカな。って思いながらも立ち上がっている自分に自分でびっくりしながらの完登でした。
いや、こんなん踏めるんなら言うといてや。。。。
なんだか成長した気がしたけど奇跡の一回だった気もしたのでもう一回やってみるとなんとできる。
そんで出来るとなんでも面白いんですね。
これだけでこの日はホクホク。
なんでもショウさんの前回の3時間を費やした研究成果だったとのことで、この辛抱強さがないから特にこういう課題が登れないんだろうなと反省もあったり。。。
もっと熟考する事もたまにはしていこうと思いました。
直後に店長も完登してスラブの強さを存分に発揮してらっしゃいました。
マジで強い。
ぬめり手のショウさんは今日はまだ暖かいから今度登るために課題を温めておくって上手い事おっしゃって前向きな撤退。
三浦さんは僕が来るまでに指皮を使い果たして、もうホールドを持ちたくない人になってらっしゃったので移動。
帰り道暗い中で撮った篤姫と満面の笑みの店長。

次はブービートラップというかっこいい1級をやってみたんですが、これはたぶんグレードがトラップというオチな気がしました。
数回で今日は違うを感じたのでこれも"また次回!!"を発動してそそくさと次へ。
かっこいいラインなのでリベンジは必ずいつか。

うっすら夕暮れが迫ってる気配を感じながらやってきたのは
天狐て課題です。
絶対に核心な二つ並んだ謎のホールドの処理が難しかったけど、結局片方だけ使うことにして組み立ててだんだん持ち感がわかってきたらできました。
いい課題!
店長とショウさんもかなりいい感じだったけど時間的にもう一つ触りたい課題があったので移動することに。

最後はもう小さいホールドは見えなくなってきましたがこちら。
エイプリルフールです。
地元のクライマーさんに混ぜてもらってなんも考えずやってみたらあっさり。
初手落ちしました。
まあ、そういうものよね。

気を取り直してホールドを見つけたまま繋いでギリギリ完登となりました。
手も足もいくつも見落としてバグりまくってたようで。。。。
悪いと思ったもの。。。
ショウさんがリピートしてお手本見せて下さったんですが確かに何から何まで違いました。
見えなかった。そういうことにしておきたいと思います。

帰り道にラーメンを食べたりして解散。
楽しい一日をありがとうございました。

2019年11月19日火曜日

雨から逃げる才能。

が、開花しました。
11月18日は何やら全国的に雲行きが怪しい感じでした。
これは、吟味して決めないと悲しすぎる結果が訪れかねないと思いエリア決定をギリギリまで粘り、天気分布予報の発表をまったのですが、どこを見てもお昼までに雨が降るみたいな図。

18日12~15時の予報
ただ、じっくり見てみると行けそうな範囲内に一か所だけ夜まで晴れてるかもなエリアを発見しました。
この予報に全幅の信頼を置いているので即決で行き先は宮川に。
今回ご一緒するショウさんと夕方に向けて天気が崩れる旨を伝え、相談した結果2時発となりました。

道中は某松本さんとそのお友達がすべらない話をしてくれたおかげで眠くなることも無く。
なんだかんだ寄り道して、8時には無事メインエリアの駐車場に到着です。

いい天気ですね。
随分と久々な気がしたのですがそれもそのはず。
見てみると前回の宮川は2014年(それすらも3年ぶりだったみたいだけど)なのでほぼ5年ぶりでした。
若干朝露で岩が湿気っているので乾くのを待ちがてら散歩して体を温め
ピースフルな辺りでアップしてショウさんがあめごをやってる間にまずはやってなかったって課題から
ハング内に効いてんのか微妙なキョンをして、なかなかな痛みを伴う初手を止めるのが僕の最大の核心でした。
意を決して痛いの持ったら出来て喜ばしい気持ちになってたんですが、居合わせた皆さんが僕は気付きもしなかったヒールで作業のように初手をいとも簡単に止めてらっしゃったのを見て言語化しにくい感情に。。。。

こんなこともあるさと、現実に背を向けるとそこにもやった記憶のない課題が
中央辺りから右に向かっていくマッハという課題。
軽い気持ちで始めるも、初手からしっかりな悪さでぽろぽろ落とされます。
心を折られかねなかったので、リーチをしっかり生かして取り敢えず手中に収め、素早く離脱。

今日の自分に対する不安感を払拭するため昔登ってるキングジョーをサクッと落として流れを変えようと思い立ち、やってみました。
一つ目のカチも足上げも問題なくいけて、二つ目のカチを取り損ねます。
ああ、ここ悪かったよなーまあ次出来るかーみたいな気持ちに。
次も同じとこでした。
うーん、次かな。
次も(略)
(略)



ちょっと待て。
一旦、別のやろう。

ってことでこれもあまり記憶にない店長初段へ逃避。

こっちは結論から申し上げましょう。
逃げた先が悪かった。。。。。
小一時間戦いを強いられ敗退まで頭を過りましたが、パッと閃いた事を試したら大当たり。
カチみたいなやつの上半分無視してカチれる所をカチるってコツがわかればあっさりでした。
さすが店長、繊細ないい課題でした。。。。

なんとかもう一度って事でキングジョーと再び相まみえます。
するとここでまたしても閃き、すんごい普通に出来ました。
足上げした後、右足を外すだけでした。
こんな簡単な答えに悩まされていたのかと、苦笑いしかできませんでした。
もっと早く閃いてくれ!!!!!!!!!!

やっと清算できたので、これもやっとかないとな次の課題へ。
やっぱりスタートが一番きつくて、おしりをまともに浮かしマットに触れずに初手を取るってとこまであーでもないこーでもないと20分。
それでもやっぱり強くはなってて、なんとか下部はこなせるようになり舐めてた上部で落ちました。
…ってか、ここも悪いのかよ!
舐めたらいかんですね。。。。
次でしっかり回収してついにアームストロングに終止符です。
レンズに光が入って心霊写真。

ショウさんも次へ行こうとのことだったので、マスタングのとこへ。
僕は到着した瞬間から眠かったので、ポカポカだしひと眠りすることに。
起きたらいい感じに冷えてきててちょうど雷切やってみるとのことだったので僕は雷撃で便乗することに。
最初は意味不明だったけどなんかやってくと届くようになりました。
そして、より意味不明が強くなるという事態。
がしかし、ここで閃き降臨。
バッチリ正解で突破して、舐めてた上部で落ちました。
だから。。。。。。さっき。。。。。。。
学びのない人間はいけませんね。。。。。
きちんと解決して、こちらもゲット。
閃きは"ここの並んだホールドの取りやすい方狙うと事故る"でした。
秀逸。

んで、お隣の炎帝は昔触って悪かった記憶があったパートはあっさり抜け
すぐにここまで来たんですが、この左手がぬめぬめで
この惨憺たる様相。
疲れたし、暗くなってきたし、指も避けたので無様に諦め。
コルベットとかも残ってるしまた訪れるかなという気持ちです。

とまあ登り的にはなんとも、、、といった感じでしたが
ぎりぎり丸一日雨に遭わなかったので大勝利。
帰りの高速は視界の霞むほどの大雨でした。
ラッキーラッキー!!!

2019年11月15日金曜日

初鹿児島。

11月9日から鹿児島に行ってました。
というのも、その前の週に行った東京のジムであのmellowのキーナン・タカハシさんとたまたま一緒に登り、流れで出た"来週鹿児島来ない?"って言葉に乗っかっり急遽行く事に。
前日に引いた風邪は治ったフリで向かいました。
さすがに車は厳しいと判断して今回は神戸空港からの飛行機で。

9日の朝の早い便に乗り到着したのは9時頃、レンタカーを借りてすぐに岸良に向けて車を進めます。
お昼くらいに到着して誘ってくださったナガヤマさん、今回ずっと案内してくれるイサムくん、キーナンさん、そしてコハさんとこんにちは。
取り敢えずそこにあったやつから参戦させてもらいました。
左の岩の名前はわからないけどラインも明瞭でいい課題。
あと、常に日陰で暑いくらいの陽気の中でも快適でした。
ちなみにここの岩は少し脆いホールドもあるから気をつけてくださいね!

続いてやったのは奥に見えてる岩のライン。
まあできる感じだと踏んでたらめちゃめちゃ悪いっていういつものパターン。
しかし、強き人たちのおかげでだんだんなんかいい感じに。
なってきたところで同時に潮が満ちてきてイサムさんのマットがぷかぷかしてきたので終了。
いい感じだったのでまた次回なんとかしたいな。

お次に陰ってきたのでやってみようと始めたラインはにっちもさっちもいかず、というかスタートから激しく初手が絶望的に厳しく。
隣の出来そうなラインに逃げてみたけど、そっちもしっかり悪いし出来ないという悲しい感じに。
悲しさを振り切るためにその辺りにある隙間に挟まってチムニーごっこ。
下手過ぎてめちゃくちゃ疲れるから充実感を得られるという塩梅です。

次行きましょってことで
こちらも名前はわからないけど繊細でよき感じ。
初段くらいだったかな?
ちなみにこの右端にちょっと見えてる岩の右端にとってもよき感じの4級があるのでお勧めです。

さて次は僕のやりたいのに付き合ってもらうことに。
マット引いてチョークつけてなかなかな時間トライしてみたものの、見事に敗退しました。
かっこいいラインだったしなんかありそうだし、こちらもまたリベンジしたいです。

帰り道から
めちゃめちゃたくさんです。
鹿児島市内に戻って一日目はおわり。

2日目は金峰に案内してもらいました。
最初はこのエリアで
タントラっていうお洒落なキョンが印象的な写真の課題をし
奥のかなり悪めなマントラにしっかりいじめられながらなんとか制し
真ん中にあるARMSという課題は弱すぎて理解が出来ないという事態でした。
エリアの下の方に3段があるよってことで逃げたはいいんですがそこにあったのはまたしても理解できないホールド(?)の並んだ課題でこっちは心が折れて触りもしないで諦める始末。
荒んだこころを癒すためにひと眠りしてたらキーナン先生がARMSの所に見つけてたラインを登る声に起こされました。
人が出来たらやる気になったので僕もトライしてみるとヒールがいい仕事するのを発見。
なんとか出来て、お茶を濁す事に成功しました。
強くなって帰ってきたい。。。

そそくさと移動!
イドラってかっこいい課題があって、しばらくやってみたんですがこれもあえなく宿題リストに。。。
暗くなってきたので最後の課題として選んだのは隣の課題。
実はたまたま最近この課題について師匠から話を聞いていて、個人的に負けられない戦いでしたこのキッカー
暗闇になりつつあるハングの中をケータイのライトで照らしながらのセッションでした。
んで、段々バラされていきタイミング的に一抜け。
直後にキーナンも抜け、イサムさんはよれに取り憑かれ次回にって。
市内に戻り回転寿司で〆ました。
キーナンさんが18枚とか食べてたがハイライト。

3日目は取り敢えず集合して、取り敢えず岩を見に行って、前日の雨の影響を見てみるところからスタート。
ちょっと湿気っているけどぜんっぜん余裕。
ただ、、、、、、
今日誰が登れるんだ??という問題が発生。
満場一致で今日はもう無理のファイナルアンサーでした。

一路、桜島へ。

ちょっと煙出てた。
一日たのしんで夜の便で神戸へ戻り、日が変わるころに鳥取に到着しました。
楽しい時間をありがとうございました!!!
そして、風邪は結局治ることなく鳥取に持って帰りました。

2019年10月30日水曜日

実は初めましてのエリア。

10月28日
ここのところ毎週、岩と触れ合うことが出来ててとても嬉しいです。
今回はバッタさんが出しておられるNiyodo Loverに載ってるR33というエリアに行くことに。
バッタさん黒潮さんのトポは地図って感じじゃなくてまるで読み物みたいで素敵なので是非一度読んでみてほしいです。
あと僕はまだ手に出来てないけど鞍瀬川のトポもワッキーさん達が。こっちはひっそりって感じみたいなので自分で探してね!!
リンク貼っておきます!!
BATTA STORE
KUROSHIO STORES

さて、今回は高校の時は毎日のように一緒に登っていた同級生の入江君と前回がいつかわからないくらいぶりに一緒です。
そして、愛媛に行く度によろしくお願いしてしまうワッキーさんに(夜勤明けにも関わらず)今回もよろしくお願いしました。
いつもいつもありがとうございます!!

あれやこれや積もる話をしているうちにあっという間に橋を渡ってました。
今回は最初からR33に向かうつもりだったのでいよ西条に遠回りせず高知道で大豊から下道で行くことに。

道中に無数に転がる目を引く巨岩達のなかに見過ごせない存在感のやつを見付けたので見てみようってことでマットもって行ってみるとよく拝見するブログで見かけた事のある団地妻さん(仮称)でした。
やらねばな見た目!
とりあえず絶対ヤバそうなリップ付近を上から覗いてみるとまあよーわからんけど下から来たら持てるんじゃ??みたいなのがあったのでとりあえずチョークパフパフして、いそいそとマットひいてあーだこーだやってみる事に。

しばらくすると怖い足上げからの怖いデッドって感じらしいって事がわかってきたので怖くないふりをしてゴー!
そのままリップの持てるんじゃ?ホールドを持つというか押さえつけて岩の上に立つことが出来ました。

奥さん朝からハードに遊んでくれてありがとうってことで仮称を継承して団地妻で。

スタートはこの辺り適当に。
二段くらいかな??
確認したところ、かなり昔に指男さんが登ってらっしゃるとのことでした笑
いやー、まあそうですよね笑
名前はこれでいいみたいです!

さて寄り道してしまったので急いで向かいます!
途中でまたもや素敵な一帯を見かけたけど心を鬼にして無視。
ワッキーさんと合流して聞いてみたらそこが土居川だよとのことでした。
ここも来ないと。。。
そんなこんなで挨拶を済ませてエリアへ。

一通り一帯を紹介してもらってまずはアップがてら手付かずそうなやつを。
ちょうどスタートらしきホールドの下だけ川が流れてたのでとりあえず流木を探してきて即席ランディングを作ります。
スタートと出来上がったランディング。
トライしてみると落ちる時は組んだ流木のど真ん中にって感じで作っといて良かったねって感じで。
すべすべとします。
なかなかいい感じのアップになってこれはみんなゲット!

お次は近くにあったしってノリで絶対まだ早い課題をやることに。
やったことあるワッキーさんによると、ルーフ抜けにあるガバから上が何がなんだかってことだったので逆にそっち解決したらいい説を唱えてみました。
そこ?みたいな所にその向き?みたいなホールドを見つけて選択肢が少ないもんでさっと繋がってとりあえずオッケー。
下はおしゃれに多彩なフックを駆使していく感じなのはわかったけれど……
上から作ったときあるある"繋がるところが微妙に噛み合わない"状態に。
結局ここもそこ?みたいな所にフックをして解決です。
一回欠けて吹っ飛んだけど無事に繋がりました。
修羅道かっこいい課題です!
ちなみに抜けのガバの浮いてたのが指で取れたので取り除きました。
そして、トライしてるときに縁が少し欠けました。
まあもともとガバなので変化無しかと思います。
てかこの抜け口のガバ地帯まるごと少し軽い音がしてたのでトライされる方はお気をつけて!
二人とも動きはなんとなく出来てたけど次いこうってなったので次へ。

ピンチ野郎はスタート付近が全然よーわからんし足滑るし、?????になってたら入江君が解決してくれてゲット!
高度感も相まってこれは人気課題ですわって感じでした。
リップ越えた先のちょうど写真の辺りのガバ地帯がパキッとかミシッとか鳴ってたからあまり力を込めない方がいい気がします。
ちなみに登った後に僕がよーわからんってなってた辺りのムーブはワッキーさんの登った時とは全然違うと教えてもらって、こういうの見出だせない辺りがダメだなぁとしょんぼりでした。

気を取り直してそのまま右。
下部は名の如しで必要なホールドがパッとわかりそんなに苦労せずに問題の上部へ。
一見ホールドがなくてよくみてもやっぱりホールドはなくて。
一つそれらしきものに手を出すと微妙なのがあるようなないような……
しかも次はないし……
これはいかんと上に回って覗いてみるとなんかシワにも見えなくはないような模様が。
とりあえずその模様にチョークつけてホールドらしい見た目に仕上げて手を出してみるとなんやら効かんこともないような感じ。
繋げりゃ落ちたくないパワーで出来るだろってことで下から何度かやったら模様が持てるようになって登れました。
名前と裏腹に悪いのはピンチブラザーズを越えた後でした笑
下はこなれ過ぎてタイムラプスばりのスピード感です。
おうちに帰ってnorthの奥村くんの動画でこれ登ってたよなーって気になったので見てみたら全然ホールドチョイスが違ってこういう選択肢もあるのか。。。って衝撃。
結構勇気のいるムーブ選択な気がするけどきっと自信があるから出来るんであってそりゃもう凄まじいなぁとあんぐりでした。

ちょっと所感を挟みますがこの2つの課題は僕にはカルチャーショックみたいなのがあって。
というのもピンチ野郎の方は僕が認識出来たキーホールドは2つなんだけどこの間が結構な距離でしかも高度感もなかなか。
パッと見で出来そうな感があまりなくて。
確かにやったら出来る距離だし他にもホールドはあるんだけど、ここをラインとして見出だす嗅覚に感動。
ピンチブラザーズの方は下部はピンチ野郎より分かりやすくホールドがあるんだけどそこから上部の大丈夫??感がすごくて。
これまた無理そうって匙を投げずにやってみてそれを形にする人がいるってことに感動。
既成のラインを登るときに僕たちはそこに人間(少なからずそう見えない人はいるけど)によって既に登られてるといういわば可能性が0じゃない状態から始めるけど、初登ってのはそれが0かもしれないわけで。
それを踏まえると、とりわけこういう自分にパッと見でいける感(出来るかどうかは別として)がないセクションを含むラインを見かけるとほんとに凄いなぁと思うんです。
こういうラインを見出だしていける嗅覚を育てたいですね。

さてさて、次の課題に行きましょう。
いい感じの傾斜にいい感じじゃないというかむしろ明らかに悪すぎるけどまさにホールドみたいなのがくっついてました。
ワッキーさんから何秒浮けるか選手権だよ!
って言われてたけどそこは任せてください。
そんなに強くない指と共に誤魔化し誤魔化しクライミングをやってきた私は足で逃がす能力は長けてるのです!!!
とは言ったものの普通に受けないトライが何度かあり、やっと何度目かの正直で飛び立つ事に成功!!
と思いきやマットに足が……
ぬぅ。。。。
もう一回!飛び立つ!!マットも躱す!
と思いきや後ろの岩に足が……
ぬぅ。。。。。。
ぬぅぬぅやってたら何度目かで綺麗に出来ました。
もとてもいい課題ですね
ちなみにSDは全然歯が立ちませんでした。
指男先生曰く、無理やり持つらしいです。
誤魔化しが効かないやつ。。。
また次回リベンジします!!!

そんなこんなで夕暮れになりいい時間だし撤収。
帰り道からは素敵過ぎる景色でした。

いろんな課題を触るほど学ぶことが多いなぁと思うこの頃です。
課題探しに走り回って、ランディング作るために流木や石を運んだりとなかなか筋トレにもなって良いし。やっぱり岩は素敵だなぁと思うのでした。
またよろしくお願いします!!

2019年10月23日水曜日

ウォーミングアップの一日。

10月20日
またしても橋を渡りました。
19日の四国の天気は夕方から段々と西から東へ晴れていくって感じだったので徳島は厳しそう。20日も夕方から南から降り出しそうって感じだったのでギリギリ乾いてて夜までもちそうな真ん中あたりに行く事に。

ちなみに今回は鳥取から一緒に若者を招待してます。
最新兵器のたかまくん(絶賛進化中)
そして、茨城ぶりにこんにちはな香川のむーさんこと村上さんも最寄りコンビニで合流して、早速奥吉野の方向へ向かいます。
そもそも、昔上げた動画を奥吉野って書いたからこの辺りを便宜的に奥吉野って呼んでるけど全然エリアは違います笑
何ていうんだろう?虎口竜穴のあたり?
前回の帰り際に寄った辺りに”見た感じそんなにめちゃくちゃな悪さじゃなさそうだったのでアップがてら行きましょう!”てな感じでした。
取り付くまでは。。。。

着いてみると、まだ濡れてるけど拭いたらいけそうだし何も知らない我々は、でかいのどけて、丸太落としてと、意気揚々と下地整備。
一段落したのでさわってみてやっと気付いたのは悪いのなんのアップじゃない!ってこと。
それでもどうにかこうにか核心らしきとこを突破したと思いきや、その絶対キーホールドなやつがもげるというアクシデントが。
仕方なく他の方法を探ってたらむーさんがもうひとつカチをもいで、出てきたのがちょうどいい感じになって
完登と相成りました。
隠れ家としました。恐らく2段くらいかな?Lowは結露がひどいのでまた今度。
反対の方にも抜けるラインが見えたけど、そっちもまたかな。
すぐにむーさんも抜けて、たかまくんは次に備えて勇気ある撤退で次へ。


少し下流のかっこいいのは始めてすぐに想像と違う…状態でした。
そんでもとりあえずやってたらなんだかそれらしくなり、やったことないムーブまで出てきてなんだかんだ一時間くらいで繋がりました。

後頭部で。2/3段くらいじゃないでしょうか?

スタートはここ。
僕の足の技術では踏めるものが無かったので、初手からキャンパしてます。
こっちはむーさんはまた今度で移動することに。

たかまくんは戦意を喪失していたから、近くに課題を初登してもらって復活してもらいました。

ソフトタッチここからで2級とかかなとのことでした。
スタートからリップに飛ぶなどもまたよし。
車への戻りでたかまくんがタオって、せっかく戻った戦意がまた下火になってたのはかわいそうでした。
洗礼ですね。。。

移動して本日のメインは前回のあれのつもりだったんですが、土木工事手伝ってもらってトライできるくらいまで埋めたにもかかわらず、悪すぎて形にならず。
可能性は感じたので、下地が流れる前に形にしたいなあという所存です。

ここは他に無さそうだし暗くなるまでまだありそうだし、しおけんぴの辺りに行ってみますかってことで移動して岩辺りまで下りたらもうトライは出来ない明るさ...
ちらっと課題を紹介して、紹介してもらって、急いで撤退。
いつの間にかこんな時間に日が暮れるようになってて季節の移ろいを肌で感じました。
楽しい一日をありがとうございました。

翌21日は、ショウさんと笠置に行ってみたんですがさっぱり何にもできず。
元祖笠置にしっかり敗退してのっぺりカンテで本気を出し、すぐる君だけ再登して、クリオネを惜しいとこで落ちてながら豆餅やシオマネキにちょっかい出してたら雨。
そそくさと退散して、経ヶ岬に転戦してみるも着いたら真っ暗で残念賞でした。
しょうさんはトランキライザーしっかり落としてて、ナイスな感じ。
僕は頑張って花崗岩も登れるようになりたいなと思う一日でした。

2019年10月16日水曜日

ひとりはこわいよ。

10月15日の事です。
珍しく翌日にはもう記事にしてる事を自賛したいですね(笑)

方々へのご連絡も虚しく一人寂しくといった感じに。
となると急ぐこともないかと、10:30くらいに出発のゆっくりスタートでした。
ゆっくり過ぎ。

取り敢えず前回アプローチで敗退した奥吉野に車を進めました。
なんだか南下するに従って雲が厚くなっていくけれど気象庁を信じて突き進み、寒風山トンネルの手前でしっかり雨に降られました。
が、僕は知ってるぞトンネル抜けたら晴れてる事を。



勝利!!!!!
寒風山トンネル万歳!!!

とまあ辿り着いたのは良いのだけれど、何やるかを決めあぐねていたので取り敢えず気になっていた岩を偵察。
道中で気付いてはいたけど、前回と打って変わって大渇水でありとあらゆる岩が出てます。

見つけた素敵な奴はランディングがなかったのでいつぞやにアベノ神のブログで見かけた上流の流れを変えるという技を使ってみる事に。
段々と楽しくなってしまい、ついには小ぶりな滝が出現。
ふと、何してんだっけ?もう疲れたぞ?の気持ちになり水量を確認しに戻ってみると、20センチくらい浅くなってて感動でした。
あとは次回誰かと来て手伝ってもらって埋めるかなって事でマットを広げることも無く撤退。
 これと!
これの二つが素敵。
何だかんだ1時間近くやってたのでもういい時間でした。

とりあえず、かなり昔から心の片隅に引っ掛かっていた課題をやりに行く事に。
それらしきとこを降りたらすぐ目の前にかっこいいがありました。
陰摩羅鬼の瑕という課題です。
読めないですか?ですよね?僕も読めませんでした。
“おんもらきのきず”と読むみたいです。

テンションが上がってすぐ始めたんですが一回目でリップ到達。
これは苦手なワンショットあるか?と思ったんですが、マントルではまりあえなく降りるという選択。
いったん上に回ってみたらあるじゃないの大ガバが。。。
次便で結局また迷いつつもなんとか収めました。

スタートあたりに茂る苔もなんだか汚くなくていい感じ、分かりやすいホールドに面白いムーブに、ピリッとした高さも相まってとっても良かったです。

さあ、そして下流へ。

こんなの。
有名な動画にもちらっと出てたので見覚えのある人もいるはずです。
マット広げてみたけど、どの一手もろくに形にならずクライミングごっこしてたら一時間が経ってました。
撤退!!!!!!!
とりあえず撤退!!!!!!

車まで戻り、何しようかと川を眺めて移動してたらなんかネットサーフィンしてたときに見かけたことある岩が。
遠目でもわかるのは

特徴的過ぎるからです。
こんなところにあったのねー!!!
って降りてみるとこの下地だけ水浸しでマットは広げられない感じ。
そうは言っても次がいつになるやも知れぬと、とりあえずマットなしでやってみることに。
下は簡単でサクサク進み上部に突入したのは良いけど下は怖いし手は滑るしなんか死にそうになってとりあえず右の窪みに逃げ込む羽目に。
これまた上回って見てみたら、ガバがひとつもないじゃない……になってしまい仕方なく変な向きの心許ないカチにチョークをはたいておきました。

てな感じでなんやかんやして思いきって足上げたらなんか落ちたらダメな一線を越えた気がしたのでめちゃくちゃ頑張って不細工マントルに持ち込みました。
死ぬかと思った……
蛇の罰
とっても試される課題でした。
初登なさった方は初段から二段と幅を持たせてらっしゃいましたが僕はしっかり二段はあると思いました。
※こちらも確認したところ名が付けられるより前に指男先生により登られてるみたいですね笑

精神的にすり減ったのでドッと疲れが来てしまいとりあえず今日はもう登るのやめようと。
ちょっと車を走らせ、昔見たところをもう一度見てみることに。
 新しく見つけたなんか良さげなのと


その時とおんなじ写真をとったら一気に暗くなってきたので一路香川へ。


ついにやっと、スタンスさんへお邪魔しました。
ついたら休みで絶望したけどオーナー粋な計らいにより店を開けてもらえることに。
オーナー夫妻にお久しぶりですお二人、そのお子さんにはじめましてこんにちはをして面白くて悪い課題たちを堪能し、常連さんとお話ししたら夜が更けたので帰路へ。
本当にありがとうございました!!

2019年9月29日日曜日

秋の新作です。

さて、これは最近のお話です。
9月26日は晴れでした。あまり休みの被らない、そーちゃんも休みでした。
これは数少ないチャンスだと、橋を渡ってみました。
奥吉野を目指してみましたが、着いてみると大増水であれもこれも水没。
こりゃこの辺りは厳しいぞってことで急遽わっきーさんにご連絡して山を越え、目指すはR33です。

合流して、理由はわからないけどダムの関係で水量が少ないエリアがあるという事で案内していただくことに。
自然に還った道を鉈をお借りしてばっさばっさと進み河原へ降りてすぐに見つけたこれを最初に!

この辺りはまだ手付かずとのことでした。
なんて贅沢な。。。。
うきゃうきゃとテンションをあげて右に見出だしたラインから。
掃除しておいしくいただきました。
ダイナミックな動きが楽しい課題でした。
ここから。
それだろっていうガバみたいなのがあるのでそこを目指して下さい。
メザシテで。一級とかかな?

続いてその左隣に、クラックの入った所を直登するラインを。
思ったより複雑な組み立てになってこれまた面白かったです。
ここから。
痛いポケットみたいなの目掛けてデッドするのが核心かな?
メガケテで。こっちは初段くらいかな??


さて少し移動して、この辺りで一際目立ってるアイコニックなこれを。
ちょうど写真でわっきーさんの頭の上辺りに顕著なスタートがあって、ここを登れって感じのクラックが伸びててとてもかっこいい!
ツルツルのガバが緊張感を出してて、内容も💮です。
残暑としました。初段位だと思います。
高いので気をつけて下さいね。


次はそのとなり、右のごちゃごちゃしてるとこを。
思ったより悪くて一手ずつなかなかがつっときます。しっかりムーヴ組み立てて本気でやったら出来ました。
こんな感じでスタート。
ほっと一息つけるマントル前のガバがありがたかったです。
ひといきとします。二/三段くらいかな?
ご意見お待ちしてます。


まだ時間があったので、残暑SDでもやってみることに。
やってみると意外と出来るもんで、割とあっさり。
ここからで、二段くらいかなぁと思います。
動画撮ってたのでこちらも!


お次は渡渉してこれ!
ガバが並んで登ってくれって。
リップについてる鳥のふんが剥がれて滑るのにびびってフラッシュを逃し、わっきーさんが初登でした。
鳥のふんの、独特の香りがしばらく手に残ってました。
磯の香りでお願いします笑 三級くらい?


まだまだ終わりませんお次はこちら。
少し高めの少し被ったフェイスによき感じのホールドが。
緊張感ある良い課題。
半球となりました。二級とか?


移動してエリアに降りたときから少し上流に見えてた素敵そうな奴は近付いて見るとボロボロ欠けるので敗退して、また少しさ迷ってみたら良さげなのを見つけました。
が、雨がポツリと来たので、良い時間だし切り上げることに。
帰りにもいくつか良さげなのを見つけて次へのモチベーションを上げて、鉈を駆使してアプローチも良くしたので、次に行くのが楽しみです。
わっきーさん、一日ありがとうございました!