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2024年8月12日月曜日

セッターって難しい。

 補足しますとこれはクライミングのルートを設定する人。
大会において不可欠なルートセッター(通称セッター)って役割についてのお話です。


いやほんとタイトルの通りですね。
ほんの数センチずらしただけで結果がガラッと変わってしまうくせに、それがわかるのはぶっつけ本番ってめちゃくちゃ難しい仕事だと思います。
僕自身、携わった事もあるので真剣に向き合って最後まで調整して祈るような気持ちでその瞬間を迎える姿を知ってるし、人として頭が下がります。

立場上なにか問題が起きたときに選手とセッターは反目する事の方が多いと思います。
そして、僕は割と意見を口に出すタイプなのでセッターに対する選手としてのあーだこうだというのももちろん言ったことはありますが、出会えば一般的な敬意を込めて頭を下げて挨拶をしますし、好き嫌いとかそういう話ではないです。
これから書いていくことも、個人として対個人にどうこうって話ではなく、これはシステムの話なのであしからず。



さて、前置きがなごーなりましたが本題です。
物議を醸してますね、オリンピックのセット。
特に女子決勝のボルダーについてはプロから、やったことある人、素人からニワカまで好き放題あーだこーだ言ってるので僕ももう少し深くあーだこーだ言ってみようかと。

ではそもそもコンペってなんなのってとこから。
これは、どの立場においても目的は同じでその大会においての順位をつけて楽しんでるわけですね。
少し脱線しますがあくまでその大会においてであって、観客目線で楽しむなら結果だけ見て勝ったから強い負けたから弱いみたいなそんな底の浅い競技ではないので、見るならそれぞれの輝きを見てみてください。きっともっと楽しめます。
ちなみに選手として当事者目線だとそれも含めて勝ったから強い負けたから弱いでやってました。
その奥深さに付いてこられない、単純な競技が見たい方にはクライミングならスピードおすすめしときます。
多分この文章も読むだけ無駄なのでここで戻るボタンをどうぞ。

まぁ話を戻しますと、コンペってのは優劣をつけるためにやってるわけです。
そういう意味で差別化したくないならコンペなんかやっちゃだめです。どのスポーツでもそうですがね。
差をつけたいのに公平な訳が無いんですよねそもそも。
ここまでが前提です。
ここまでの文章にも視点や立場というワードが散見されますが、今回は観客、運営、選手と大きく3つの視点がそれぞれの立場から事象を観測していきます。
構成が複雑な文章になりそうな予感なので先に謝っておきたいと思います。




ではそれぞれの視点からコンペを見てみましょう。

選手として見ると上にも書いた通り理不尽は当たり前で、個々でそれぞれ違う理不尽に対するボーダーが、統一できるものではない以上、何が出てきても全てを受け入れて上を目指すしかないんです。
これは、ルーツとしてセッターの存在しない(もしくは神がセッターを務める)アウトドアでのクライミングがあり、その中では文句を言う先がそもそも存在しなかったという源流も併記しておくべきでしょうかね。

背が低いってのは見た目にすごくわかりやすい特徴ですが、他にも弱点になりやすいものといえば、手が小さい、指が太い、手足が短いとかでしょうか?
どれも努力でなんとかなるものではないですね。
まだまだあると思いますが、これら全てに配慮してどうこうってのは不可能ですよね。理不尽と感じるボーダーも人それぞれです。
基準が設けられない以上、何が出てきても選手としては全力を尽くして頑張るしかない。
そういう理屈ですね。


観客目線で大会を見ると
チケットを買って見に行くようなクライミング好きが大会で楽しみにしているのはきっと、アツい展開で盛り上がれる瞬間の興奮だと思うんです。
順位どうこうではなく、あのトライはアツかった、あの一手ヤバかったとか、語彙力無くなるあの瞬間ですよね。
優勝はもちろんすごいですがそれ以外にもすごいやつがいっぱいいるのがクライミングの良さです。
例えば
え、あれ一撃してんの?
え、全課題ゴールタッチしてんの?
え、みんなできたアレ出来なくて、一人だけアレ登って3完なの?
え、3完45撃?
え、そこでクリップしたの?
え、何そのレスト?
とかとか、誇張はあれどある程度見たことある人はどれも思い当たるシーンあるんじゃないんでしょうか?
あんまり見たことない人はこういう、たくさんの結果に出ないすげーを楽しんでくれると嬉しいです!!
まぁそんなこんなですげーがいっぱいあるので選手たちはリスペクトしあってるんです。
敵味方とかではなく、共通の敵(課題たち)に対してベストを尽くそうぜ!結果は神のみぞ知る!!!みたいな心持ちなんです。
少なくとも僕はそうだったので観客のみなさんもそれを念頭においてほしい。
誰かの評価の為に誰かをさげたりしないように!
せっかくクライミングを見てるのに勝った負けただけでしか物事を見れない質の悪いカスが来ると雰囲気悪いから一生来んなのは少し悲しいから。
なんか選手目線混ざっちゃいました。



では、運営として見るとどうでしょうか?
そもそも現代の(特に規模の大きい)コンペは、ただ身内で強いやつを決めようぜって競技の側面だけの話ではなくなってます。
チケットを売り、お客さんに来てもらうのであれば、ショーとしての要素もあります。
継続性を考えれば楽しんで満足してもらうところまで目標になろうかと思います。

草コンペで関係者(観客、選手、運営含め)全員が身内ならば競技性として許される範囲であれば何してもいいという論も通るでしょう。身内なら楽しめますからね。
しかしチケットを買って観に来てくれた不特定の方を前にそれは暴論となるのも自明でしょう。
誰一人ゴールができない課題を見ていて観客は面白いでしょうか?
スタートできないまま帰っていく選手をどんな気持ちで見ればいいんでしょうか?
足のスリップだけで勝負が決まるの、観客の求めてる興奮を提供できますか?
競技性も担保しつつ、ショー要素とのバランスをとって選手、観客ともに不満が少ない運営をきっと目指してると思うんです。

そのためにはある程度、理不尽に対するボーダーを運営(この場合セッター)がコントロールし、見てて理不尽さばかりが印象に残ることの無いような課題設定を目指すべきですね。
そしてそこを見誤ってしまったらそれは失敗なんだろうと思います。
めちゃくちゃ団子になったとか、決勝まで来てる選手がスタートすらできない課題があるとか、誰一人ゾーンすらつかなかったとか。
これは何を言っても事実として選手の頑張ってる姿を観客の前で引き出せなかったセッターの責任です。
あまつさえ選手に対して何が出てきても出来んやつが悪い文句言うなと運営が言い出すのは能力の低さを責任転嫁してるだけですから目も当てられませんよね。
セッターの作品発表会じゃなくてあくまで選手の頑張りを観客の前で引き出すのが目的だってもうちょっと考えてくんね?みたいな時はありますが
ただ、まじでめちゃくちゃ難しい仕事なんですよ。
蓋開くまで結果は見えないんですから。
そもそも誰も団子作ろうとか、あいつスタートできない課題にしてやろうとか思って作ってないんです。
故意を疑う論調もありましたが、どこにも誰にも肩入れしないという美学が彼らにはあるんです。その担保として、そもそも選出する時にセッターチームの中で出身や登りのタイプといった属性が偏らないようになってるんですね。
つまり、あの1課題目はたまたまそういう事故が起きただけなんです。
実際僕の尊敬するほとんどセッターさんたちはこういう事故が起きたときはめっちゃ神妙な面持ちでいらっしゃいますしね。

それぞれの視点からオリンピック女子決勝1課題を見るなら

選手 うむそういう系ね
観客 スタートできない4分はちゃうやろ
運営 ああ、、、あああ、、、
野次 推しが頑張ってる姿をもっと見せろや!
無知 差別が!公平性が!多様性が!

てなところではないでしょうか?

ちなみにそればかり言われてますが3課題目は背の低い方から2人とヤンヤだったように記憶してますが違ったかな?
あれはヤンヤがヤンヤだっただけで神展開だったのでは?



じゃあそもそもなんでそうなったかってところも紐解いてみましょう。

そもそも課題の短いボルダーのほうが一つの要素がより際立ちます。
それぞれ利点としても弱点としても際立ってしまうんです。
距離保持パワーバランス精神力といろんなステータスの中でどれを試されてもおかしくないんですが、あいちゃんにとっては距離は大きな弱点ですね。
たまたまそれがフォーカスされた課題だったんです。それはそういうもんなので、彼女も文句言わずその理不尽をリードで補ったんです。
いや神でしょあれ、かっこよすぎ讃えろもっと。



まあ何かって言うと、あれを見て歪んだ印象が広がってるような雰囲気を感じましたが、僕達当事者からするとその理不尽も含めて、立ち向かう姿がお互いに対するリスペクトに繋がり、そのリスペクトが国境を越えた声援に繋がるのがクライミングの良いところだと思って、この競技をしてます。

無知が故の批判をするくらいなら、まずは競技を知り、彼らを讃えてください。
みんなかっこよかった!!!!!!!


そしてセッターさんたち。
批判はすぐ飛んでくるけど称賛はそんなに聞こえないし基本的に反省点0で終わる事なんか無いだろうし大変な仕事です。
理想が食い違う事はありますが、それはさておきいつも、大変な役目をありがとうございます。
神セットだったと思ったら縁の下の力持ちな彼らにも惜しみない賞賛を。

いつにもましてまとまらねー文章になりましたが伝わると嬉しい

2023年9月22日金曜日

オウンリスクって難しい。

今回ももちろん僕の主観に基づくので。
あしからず。
あと、あまりにも可燃性が高いので空リプ的な反応はやめてくだせえ。見えるところでやってくだせえ。
さて、本文です。

いやいや、難しくないです。
クライミングに関わる事故において全ての責任は自分にあるよって考え方ですね。
めちゃめちゃクライミングの基本です。
全ての責任が自分にあるんです。
当たり前ですよね、見るからに危ないもん。
見るからに危ないのに好き好んでやってんだからなんかあっても人のせいにするなよ?ってことですね。

Twitterでも触れましたがそもそもこれはクライマー個人を守るための考え方ではないと思ってます。何があってもお前せのせいなんて言ってますもんね、守るどころか突き放してますよね。
じゃあなにかって、これは文化を守るための言葉だと思うんです。なんでこんな考え方が必要かって、事故のリスクは高いくせに人のせいにしようと思えばいくらでも出来るからです。

ホールド、ハンガー、ギアの整備不良だとか、ビレーミスだとか、マット移動のミスだとか。
突っ付けるとこが多すぎるんですが全てを完全にクリアすることは実質不可能なんですよね。
ホールド欠けて怪我したら、それを予測出来てなかった自分のせい。ハンガーが折れたらそのハンガーに荷重した自分のせい。ビレーミスもビレーを頼んだ自分のせい。マットを移動しないとだめだったのに突っ込んだ自分のせい。そうしなければ成り立たないんです。全て、それが無いとそもそも成り立たないものだから。
誰かが拓いてくれないとそこにルートはないし、誰かがビレーしてくれないとマット移動してくれないと登れないんです。そこに文句をつけちゃうとそもそもなにも始まらないんです。
もちろんこの裏では、整備した人は自分のせいだと思ってますし、ビレーヤーも自己の責任を感じています。
お互いにその事故に対して100%の自己責任を問えばいいんです。

スポーツクライミングがある程度認知されてその流れで何故か屋外でのクライミングも市民権を得た感じになってますが、その実どこもかしこもほとんどグレーの岩場ばかりだと思います。
不法侵入、器物損壊、駐車や騒音からゴミまで突っ付けるところがわんさかと。
そのくせひとたび問題となればひとたまりもないところだらけ。

なんなら正式に自治体の許可を得てるとこなんか、もっと敏感かもしれませんよね。
危ないなんてちらっと見たらわかるし、管理者が管理責任を問われるようなら使用禁止にしたほうが手っ取り早いですからね。
それでも遊びたきゃ問題を大きくしないよう息を潜めて慎ましく遊ばせて頂くしかないんです。
だから、自分のせいってことで処理してね。その覚悟がある人だけやってね。ってことなんです。
そもそもアングラだし永遠にここはアングラなんです。

そんな事理解してたはずのベテランが提訴に踏み切った背景を…
とか
法治国家なら司法に判断を委ねるのは…
って文脈を見かけるけど、その文脈を使ってる人たちも、オウンリスクという言葉の理解と認識が僕とはズレてそうだなって思ってます。

クライマーならば、一番大きな背景はオウンリスクであるべきで、それ以外の背景なんて些末なことなんです。
文化を守るという側面で考えると。

司法に判断を委ねるのは法治国家としては間違いない選択です。
そして最も合理的な判断はクライミング禁止でしょうね。

そもそもそれを避けるため言葉だったはずなんです。
って僕は思ってました。

しらんけど!!!!!!し ら ん け ど ! ! !
あくまで僕の認識なので!!!!!

僕は静観するより意見を述べる事のほうが大切だと思いますどんな話においても。たくさんの意見が結果的に淘汰されていく過程でより洗練されるから。最大多数の最大幸福に近いものが生まれるから。
まあ皆様もご一考下さい自分の考えを持って下さい異論反論は受け付けます。返せる限りですが。

2022年12月2日金曜日

グレードって難しい。

グレード議論も難しい話ですよね。
ジムでも岩でも。

なんだか最近グレードについて色んな話に触れるのでここは一ついま時点で僕が感じている個人的な意見を文章にしてみようと思います。
あくまでも僕ー個人の意見としてなので悪しからず。

そもそも、グレードとは何なのかってなりますよね。
これすらも解釈が色々あるかと思いますが、僕はその課題を構成する見た目、シークエンス、下地やなんやかんやの要素の中で主に難易度に焦点を当てた指標だと思ってます。

では誰にとっての指標なのでしょうか?
これは、クライマー全体にとっての指標なのだろうと思います。
仮に初登者だけのため、ないし完登者だけのためなのであればそもそもグレーディングという行為は不要な気がするのです。
というのも、初登なのか再登なのか、ソロなのか人がいるのか、リハーサルしたのかしてないのか、岩の状態や天候もですし、選んだムーブはなんなのか等々その時々の状況により感じる難しさってのはある程度の変動があるのは当然と思います。簡単に感じた人も、難しいと感じた人もきっといることでしょう。それぞれが別の感じ方をしているはずですし、そうなるともはやグレーディングの意味が薄れてしまいますよね。
では誰に対してグレードというものをつけているのか考えてみるとクライマー全体に対してではないのかなと思うわけです。

であるならばグレードというのは一般的なものであるべきだと僕は思います。
最大多数が納得できて、平均的に登った人からこう感じられてるグレードというのがつけられる方がそもそものグレーディングという行為の意味に沿うように思うんです。


つまりリグレード肯定派なのですが、これにはサンプルがそれなりに必要なんだろうと思います。
そもそも曖昧な指標ですからそれぞれの感じ方があるでしょうし、意見が出てくるからこそ簡単になるにしろ難しくなるにしろ、より平均値化されていくものだと思います。

では誰がそれを決定するのでしょうか?
グレードが変更されるもしくはされないという最終決定が初登者の独断に依存するのは僕は少し変な気がします。
何かしらの判断材料をもって検討がなされた結果なのかもしれませんが、それは初登者が確認のために再登したとかではない限り他人の経験によるものでしょうから、初登者の持つ感覚というのは自らの経験に基づいた初登時のグレードが適切ということになるのでしょうが、そうなってくるとかなり色濃く初登者の意見に寄ってしまうので、これもまたグレーディングというも行為の意味合いが薄れるような気がします。
個人的には、往々にして初登時ってのは悪く感じるものだと思ってます。
初登ってタイミングだとアリやザトウムシが悠々と登っていく様を眺めながら、そもそも人類に出来るんだろうか?って考えるところから始まるうえに、ホールドが吹っ飛ぶかもしれない恐怖もついてきたりするので精神的に全然違いますよね。かたや再登となると、まあとりあえず人類(なのかと疑いたくなる場合もありますが…)に登れるケースが確認されてる状態からスタートできるのでその点ではすでに気楽ですし。

では登ってなくともエリアのドンのような方が決めるのかっていうとそれもまた違和感がありますね。
登った人の意見ですら状況や環境次第だというのに、それを又聞きしただけで判断するのはあまりにも曖昧な要素が多すぎますよね。

僕は、グレードはどれくらいに感じましたって先駆者たちの意見を加味しつつ、登った人たちが決めていけばいいのではないかと思ってます。
例えば簡単だと言われてる、所謂お買い得課題なんて呼ばれちゃってる三段を確かに簡単だなぁ確かになんて思いながら登っておいて、SNSとかでは三段登れました!って言い張るのは正直サムいと思うんです。
自分はこう感じたというものがあるのであればそう書いておく方がいいしその意見は価値あるものだと思うんです。
その意見がたくさん出てきて最も多い意見になった頃には多分それはグレード改定されてると思います。
その意見に、つまりは個人の感覚に対してあーだこーだめんどくさい事言ってくるやつは関わると面倒なタイプだと思うのでほっといていいです。

トポに書いてあるからそれが正しいだろ論者の世界線ではそもそもリグレードなんて起こるはずがないので、絶対的な情報源であるそのトポだけ見て登っててください。
甘くても辛くても、あなたの感覚はどうでも良くて絶対トポが正しいのですから。

俺はそれを○段だと思ってやってきたんだ論者は辛い方でも甘い方でもグレードに拘り過ぎではないでしょうか?
その課題を目指した時、グレードがそれだから登りたいと思ったのでしょうか?
登れたことにはかわりはないし、それが何段でもその時の頑張りはそれを登るだけの意味を持ったはずです。
もちろんグレードも要素ですし拘ってそれを追う楽しみ方もあると思います。しかし、そうであるならばなおさらそこに対してシビアであるべきなのではないでしょうか?

スタイルが違うとどうなるんだ?って疑問は尤もだと思います。
これもまた個人の意見なのですが他人にスタイルを強要することはできませんよね。普通に危ないし。
そうなると初登がノーマットで為され、四段とされたラインだとしてもおそらく最大多数はマットを敷いてやるわけです。
もちろん初登者の感覚より簡単に感じますよね?
仮に三段と感じたとしてこれは初登者を尊重するため初登時のグレードを据え置くべきでしょうか?
僕は改定するべきだと思います。
なぜなら、初登者のスタイルをもって四段となされたものにマット敷いて再登して四段だっていうほうが冒涜的な気がするからです。
では、最大多数の意見に沿うべきでしょう。
この文章はこっちを読んでから読み進めて頂きたいのですが仮にグレードダウンしたとしても、スタイルが優れている事はそれだけで価値があるし差異があることだと思うからです。

最後にこれは僕がいつも読ませて頂いてるブログからの引用なのですが

"初段といたします
〇〇さんも続いて完登
〇〇さんは1級って言ってた
どっちも正解
それでええやんてことにしないからグレードってやつはややこしくなる
どんなグレードが付いてても岩自体の形状が変わるわけでもないし
自分が達成したクライミングの価値も不変なわけで"

まさにこのように感じます。
別に、いくつでもいいんです感じたように言えば。
それがいつかそれっぽい答えの為に役立つから。

さてここまで主に岩について述べてきましたが、ジムにもありますよねだいたい適正かなってグレードより明らかに甘いジム。

辛い方はそこがちょっと辛いってことさえ知ってれば、ジムの外に出て困ること特にないからまあ別にいいと思うんです。
下からやってくでしょうから、適切なところで落ちたりして適切なグレードで遊ぶでしょうし。

ただ適正であろうジムより2つも3つも離れて著しく甘いのは問題な気はします。
だいたいどこも全部で10分割くらいだと思いますが、それが適正と3つも(辛いとことだと4つとか!)離れてるとそもそもグレードというシステムが機能してないって時点でジムとしては既にある程度問題なんですが、他ジムであれ岩であれジムの外に行ったとき、初段なんて実力的にまだ登れないのに甘いジムでやってたら出来るものとして取り付きますよね。
普通に怪我です。
そうでなくてもあのジムは辛いだグレードがおかしいだと文句を言われたり、お買い得課題登って適正に感じてるが故、本人は意図せずサムいやつと思われてしまったり。。。

それがわかってて、その方が登れて気持ちいいからとかその方が集客がいいって意見とはもう根本的に合わないので、そ、そうですかー…といった感じですが、はてさてそんなこと初心者のうちはわかりませんよね。
肌感ですが半分以上のジムが適正らしいグレードより簡単な気がしてます。
つまり単純計算半分以上の初心者が甘いグレーディングを適正と感じているわけですね。
そうなると、そもそも感覚的で何なら僕の意見では最大多数が納得することを目指すべきなグレードってもの自体が、全体的にズレてきちゃったりしますよね。
もはやシステムの崩壊ですね。

例えば、一級が登れたら嬉しいです。
でもそれはそれ登るのに苦労したからで、その苦労をした人だけが登れるからです。
難しい課題登れる人が少ないのは当たり前のことで、それが目標だったはずなのにゴールポストをジムが客を喜ばすために動かしてどーすんねんとは思います。
それに喜んで群がる客側もまたサムいなぁとは思いますが簡単な課題のほうがウケるのであれば、簡単な課題の本数を増やせばいいわけで何もグレードをイジる必要なんか無い気はします。
まあクライミングジムなのであればクライミング業界の一般的なグレードには近づける努力はあって然るべきな気はしますよね。
飲み屋にあるダーツ台ですら立ち位置が示してあるんですから。


ま、どっちも僕がこんなクソ長い文章を書いたところで大して読まれるわけでもないのでしょうが、今のところ僕はこう思ってますって話でした。


全部読んでくれたあなたには最後にこちらで癒やしを。

2022年2月25日金曜日

明けまして、禊の時間。

ついにこのブログにも2022年が訪れました。
明けましておめでとうございます。
もう少し岩にも行きたいと思ってます。
是非、誘ってください!!!!

はてさて、あまりここでは触れてきませんでしたが、実はコンペにもよく出させて頂いてます。いつもシーズンの始まりはジャパンカップなんですが今年は二週連続でボルダー、リードが行われるという珍しいスケジュールでした。
今年は、リードのワールドカップにも出たいなと思い、結構リードの方に時間を振って練習しての参加でした。

リードの方に力を注いでやっていたとはいえそれなりにボルダーの方も調整して、それなりに調子の方も上がっていて、なんとなく予選はいける気がしていたのですが蓋を開けたら予選落ちで何なら順位は過去最低という始末。
さすがに落胆しましたが、落ち込んでいる時間もなかったのでひとまずリードに切り替えました。

そして迎えたリードの方、さすがに練習してきたし?とは思ったものの先週の失敗から大緊張でしたが予選の方はそこそこの順位で通過し、念願の2日目に繋ぐことができました。
ところがどっこいやっとここからだと意気込んで向かった翌日の準決勝、見事なまでに最下位のだんご(6人以外全員ここでした)に吸い込まれ敢え無く敗退となってしまいました。

何の様だこれはと。何をしているんだと。
なんだか言葉でうまく表現できない感情でしばらく過ごしていたのですが、そろそろシーズンに向けて気持ちも切り替えないとなと思い、リフレッシュを思い立ったというのがこの話の始まりです。


思い立ったら即行動派なので休みを迎えるや否や、目的地未定のまま車を動かしてました。
動き出したはいいものの全国各地寒波に見舞われていた日で広範囲で雪、そうでなくも極寒の雨とかで唯一無事そうなのは九州南部ですが2日間で鳥取から行って帰るにはあまりに遠く断念。
可能性があったのが、一日目の夕方のうちには雨の上がりそうな高知の海沿いでした。

そんなわけで今回はどうせ雨で急ぐ必要もなかったのでゆっくりと進みます。個人的に旅の楽しみとして下道を使うと、いろんなものに出会えるというのがあるので今回は高知あたりからとろとろと下道で。

考え事しつつ、景色を見つつ、ゆったりと進み須崎を越えたころにようやく雨が上がりまして、しかしホテルに行くにはまだ早い時間だったので久々に漁港に行ってみることに。
案の定そんなに寒くもなかったので久々に車に積んでた竿を出してみると入れ食い状態。
まあまあなサイズ。
随分と懐っこい野良猫が寄ってきていたので全て献上しておきました。
ここでは詳しく敷衍しませんがなんだかいろいろ考えさせられてしまい、撤収することに。
どうか、達者で。

四万十のホテルに宿泊して1日目が終了。
なんとこんなに書いたけれどここまで岩関係なし。

翌日は予報通り朝から晴れ、気象庁に感謝しつつエリアへ。
道中、わずかに何かが空から落ちてきてたりしたけど気象庁が晴れと言っているので晴れです!!

そんなこんなで現着。
一人かと思ってたら大阪から一組いらっしゃってて、ご一緒させて頂きました。
とりあえずトポを家に置いてきてしまったのでチラッと見せてもらったところ、どうやら右からだんだん強度が上がっていくらしいので右端から。
塩タタキ藁焼きタタキ落葉と順に楽しませて頂き、ついにメインディッシュだ!と一筋の道を。(ご存知の方はお気付きかと思われますがここで1本完全に忘れてます。)
なんかよくわかんないとこにチョークついてんな(むしろそっちが一筋の道です)と思いながらもシークエンスを組み立て、色々試してみるも結局これもこれも必要ないや(むしろそっちが・・・)といい感じに(よくないです)繋がったので、いざ。

空からなんだか白いひらひらが舞い落ちておりましたが、太陽は見えてるし何より気象庁が晴れと言っているので問題ないです。
多分危ないからなんですが、さきほど見せてもらったトポに明らかに話が違うのに同じ課題として記載されてた抜けの部分はジャパンカップの禊なのでもちろんかっこいい(そして怖い)方を。
ご一緒した方のマットもお借りして登りだしていざ到達してみるとちょっと日和っちゃうような高度感でしたが、なんとか抜けて岩の上。

一息ついて、次のに移動です。
そんでもって道中、やっと人の動画を見てみることにしたのですがなんか全然自分と違うしみんな同じシークエンス。
おかしいなと思ってトポ持ってる人に確認してみてもらうとこれは落葉と一筋の道の間の百年の孤独というラインでした。
納得。
バラしたときそっちも触ってたんですが、正直僕にはあんま強度変わんなくて、届かない人がこっち使ったのかなとおもってました笑
まあかっこいいし満足!
もしまた行くことがあれば一筋の道もやってみようかな??

それにしても一筋の道、動画を見る限り一人も上抜け(初登はこっち)してなくてなんか残念な気持ちになったのはここだけの話。
まあ何でもいいんだけど??

まあそんなことを考えてるうちに須崎まで戻ってきました。
ここはいまゆーにやってみて欲しいといわれてた課題があります。
一人ではお勧めしないとは言われたものの、こんなタイミングならやむなしかととりあえず行ってみることにしました。
踏み跡があるといわれたもののごく序盤に見失い、藪漕ぎする羽目に。
生い茂ってなくてよかった。。。
よりによって一人で三枚も運ぶというのにこんな道かよ。。。。
なんて悪態つきながら進んでくと
こ、これ降りるんすか?って坂か崖かきわどい所に出ました。
とてもじゃないけど背負って下りれないので、先に転がしたマットが小さく見えます。
クラッシュしたパッドって感じ。。。。

えっちらおっちら降りていき相対します。
これは、、、さっきとはレベチの高さで三枚だと極めて不安な出で立ち。
多分悪いのはまだ許容できる高さまでで、きっと上部はおそらくガバなんですが、今度は逆にそれが捥げてしまいそうでこれはどうしたものやら。
きっと上部じゃこれは気休め程度だろうななんておもいながらもとりあえずそれっぽいとこに並べて、とりあえずやってみることに。とりあえずね?

思ったよりすぐに悪そうな下部は突破できる目処が立ち、そこまで到達したらもうそこからは未知って2パートとなりました。
一回シューズを脱いで落ち着いてみます。
ひとまず、友人に現在地と2時間以内に連絡がなければちょっとあれかもって旨を伝えます。
携帯は岩がでかすぎて結構離れないと圏外なのでどっちみち大怪我したら役に立たないしもういっそ動画用に。
気持ちを整え、下からやってみると上の未知さにばかり意識が行き作ってたムーブと全然違うことして足がすっぽ抜けヒヤッと落ち。
これはいかんとまた少し靴を脱いでざわざわする気持ちを宥めます。

何分経ったか、やっといけそうな気持ちになり今度は落ち着いて動きを起こしていくとここから未知まですっと到達。
さてここからは捥げないものを選んで進むのみですが、使おうと思っていたとこがめちゃくちゃに軽い音を奏でててこれは怖すぎってことで早速現場処理。
やばそうに思ってたとこはもう少し先でそっと下を見るとまっすぐ岩盤でした。
これは、落ちられないなと。マットあっても落ちたくはない高さですが、それにしてもあっこに敷いたやつ誰?
気休め程度だとは思っていたけど気休めにすらならないパターンかよ。。。

たとえガバでも安心して荷重できないので全身に力を込めてじわじわ進み、長い長い数分を経て安心できるテラスっぽいとこに。
何度か踏もうと確かめた足がボリッといったりはしましたがここまでくればあとは。とおもっていました。
が、ここからすこし上がるのが怖い。
持てるけど、高いんです。もう、落ちたらどんだけ幸運でも怪我するし、とっても怖いんです。
これまた、ずいぶん長く感じた逡巡をの後、やっともう一段上がり、ほっと一息。
生きててよかった。

やっと終わったと思ったのも束の間でした。
もうこの高さから見下ろせば、どこもかしこもやばそうに見えて降りれなくなってしまいました。
どうしたものかと途方に暮れていたのですが、日まで暮れたらいよいよ終わりだし、このままではジリ貧なので降りるしかないし意を決して、欠けないこと、滑らないことを祈りつつましに見えたラインで下りました。
無事に地上に戻ってやっと安心です。背徳すごいラインでした。
降りも記録したかった笑
グレードはよくわかりません。簡単なのかもしれないです。でもここにはグレードじゃない何かがあると思います。いまゆーとは、別にもうグレードなんてどうでもいいんじゃないかって話でまとまりました。
興味を持った方、お怪我だけは気をつけて。

ここは、人が訪れるような、人目に触れるような場所ではないです。
なので掃除もそんなにきれいにはしてません。そもそも上部は無理でした。
次に誰がいつここを訪れるかわかりませんが、自然に還ってしまってないといいなと思います。

さて撤収。
荷物をまとめて

最後の核心です。
ちょっとずつマットを引っ張り上げ、下りの何倍??って時間をかけてなんとか藪まで戻ってきたら、帰りはちゃんと踏み跡が見え無事に生還!!

充実した気持ちで車を進め
一休み。
きれい


君たちは野良じゃなさそうね??

パーキングで出会った猫と戯れて家路です。
高速でホワイトアウトしたりしてもう一つ核心がありましたが無事に鳥取に戻りこれを書いてます。

実は誕生日でした。
禊を経てどうやらまだ生きていていいみたいなので、27歳も精一杯頑張ろうと思います。

遅くなりましたが本年もよろしくお願いいたします!!

2021年12月9日木曜日

隔離が明けて。

お久しぶりになってしまいましがこれは10月初旬のお話です。
こんな言葉がまるで書き出しの定型文のごとくついてしまう事が悲しくはありますが一応まだ岩も登っております。
今年はコロナで大会から帰ってくるたびに隔離を受けておりましてなかなか時間を作ることができず、明けにやっと触ることが出来た次第です。

関東から行けるとこに詳しくて、かっこいいのを登ってると僕の中で定評のある今泉くんakaいまゆーにいくつか紹介してもらい、時間の空いてた花ちゃんを強引に連れて一路ポイントへ。

初めての場所でもうそこが何県に属すかすらあやふやなのですが、リンクをタップするだけで辿り着けるなんて文明とは素晴らしいものですね。
深夜にドライブがてら下道で進み、途中のコンビニで仮眠。
朝、いびきがうるさかったとお叱りを受けたりいなしたりしてたら某所。

辿り着いたら難しいのしかないじゃん。。。というわけでとりあえず今年から導入したニギニギを使ったり走り回ってキノコを探したりするアップを。
ニギニギ(奥の)、最近いいかもと思ってます。
持ってんのはめっちゃ食べれそうなキノコ。

食べんな。

一通り自然と戯れたのでまずはどちらかと言えば簡単な方から。
左の方が難しいという雑な紹介をされてたから右の方に取り付きます。
まあそれとなく感じてたけど若干の濡れを感じる上部を見て見ぬふりして下の方から。
下は乾いてるし快適に落ちまくりあーだこーだ楽しませてもらって上部へ。

遠い一手の先に、まるで神の優しさかのようなシェイプがあって驚いてたら、若干のどころかしっかりビショ濡れという神様の意地悪に複雑な心情の人。

とりあえず拭いてやってみると

こんだけ濡れてりゃそらそうみたいなスッポ抜けをかまし

まぁまぁな勢いでスポットのはるか向こうまでふっ飛ばされました。
見よこの躍動感を!これが事故りそうになってる人の反射神経です。
反応できてよかった…

その後なんとか無事に

忠義 素敵なラインでした。
ちなみに後で確認したらオリジナルとスタート違ったんですが、オリジナルのスタート通過していくので大目に見てやってください。

隣の課題はスタートを持ったのが最高到達点で終わりました。

浮くことさえままならぬ人。
 

そして途方に暮れた人。

あまりにも無理なのでちゃっちゃと諦めて次へ。
浮く事さえできないと写真付きでいまゆーに伝えたら"普通に欠けてて芝"とかいうわけわからん返信が来てすべてどうでも良くなりました。
またいつか!

敗走先はこちら
たどり着いてみるとめちゃくちゃでかいし、上が悪いしもー大変。
あーだこーだしてたら日が暮れました。かっこいいラインだったのでこちらもいつかまた!

はなちゃん連れ回してごめんね。
申し訳ない気持ちになったので帰りは高速でびゅーんと、そんな隔離明けでした。


そして10月も終わりに差し掛かった頃、いまゆーに誘われて今度は遠山川へ。
前日の深夜に捕まえた土肥くんakaどひけーをピックアップしてゆっくりめのスタートでした。
前回神楽ケイブを見たときはびしゃびしゃの何事状態だったし4段とか5段とかの世界がわけわかんなくてホールドとは呼べない何かを必死にオブザベだけしたのを思い出しつつ車を進めました。
宿題としていた課題の残るアンバマイカの岩は増水で傾いて今や別物という話で川も時も流れるものだなぁと。
登れるうちに登れる強さを持ちたいものですね。

などと想いを巡らせてる内に到着。
いまゆーはそんなに登らないとのことなのでどひけーとそそくさとキラーボーイに取り付きます。
もうお昼すぎだし急いでアップだぜーみたいなテンション始めたのに普通に悪いし、はて?って感じです。
しっかりあーだこーだしてやっとこさ。
記憶にないけど過去の僕もこれ登ってるらしい事実に驚きました。
なかなかやるやん。

そして昔はヤバそうすぎだし出だしのホールドを認識できないという圧倒的不可能に感じた右のラインへ。
久しぶりに見上げてみると意外となんとかなりそうに見えてきて半信半疑でトライすることに。
数年を経てスタートらしきホールドも認識することに成功しました。
ここ!!
徹さんに確認したらまさにそこ!とのお墨付きもいただきいそいそと触りだします。

これまたどひけーとなんだかんだやって中間部まで進んだものの、そこは"はい???"って感想しか出てこないゾーンでした。これは…はたして…みたいな気持ちで見上げてたら、ちゃんとあるじゃありませんかthanks godなホールドらしきもの!
てなわけで触りに行ってみるとらしきものはちゃんとホールドで逆にむしろなぜ見落としてたのかわかんなくなるくらい。

しかし見つけたことに喜び、盲目となった僕は明らかな逆手だったことにそこで気付く大馬鹿者だったのであえなくフォール。しかし改めてその明らかなホールドを基準に観察し直してみたら、なにもないように見えてたその先もホールドらしきものが繋がってるように見えてきました。

不思議な気持ちになりながら次のトライ。
先程見つけたらしきものたちが明らかなそれであると存在証明的な作業をしながら進んでいくとツルツルなスローパーにサラサラの砂が乗ったようなリップへ到達。
ここまで来てしまったらもう一旦降りるって高さでもないし、とはいえ先のホールドがこれと同じものだったらと考えると進むも億劫だしいやはやなんともどうした事かと考え出したらなんとも結論の出ない問題が急浮上です。
しかし今いるその場もツルツルサラサラでしてこれはもう行くしかと思い切って手を伸ばし足を上げてみると意外とそこには効くホールドが。
てなわけで

なるほどこれがであったかと。
素晴らしいラインでした。
どひけースポットありがとう!!
スポットや、マット移動してもらったりと人に頼ったトライとなってしまったのが悔いではありますが未熟ゆえやむ無しと納得しております。
いつかこういうのも自分の力で登りたいものです。

なんて色々と考えてるうちにどひけーもあっさり
なるほどこれが強さか。
てなわけでいざ神楽ケイブ。

久しぶりに見てみるとこっちもなるほど確かに、ホールドを認識することができました。
しかしまあ先程のトライで心の削れた僕は明鏡止水なんてもう見るだけでしんどすぎ。

スタートガバだしこれならまあなんとかみたいな気持ちになり、カンテからスタートのラインに取り付きます。
下はとりあえず大丈夫。
中間部遠いとこもなんかどひけーが画期的なムーブ及び、それなりのリーチにものを言わせさっくり解決してくれたのでなんとか形になりました。
そんなに普通には出来んがね???
問題のマントルもまたもやどひけーが画期的なムーブを発明してあとは繫げるのみ。
いやしかし僕に於いては確率悪すぎ問題でしんどいななんて気持ちになりながらとりあえず下から。
ものの数回でどひけーは岩の上に。
なるほどこれが強さか。

なんとか追い縋ろうとトライを重ね、やっとの思いで到達したマントルにしっかり跳ね返されるのが最高到達点。
2度ほどそんなことをして、これはもうジリ貧ってやつだな…と察したので諦めました。

強かったどひけーに運転を任せて弱さを噛み締めながらの帰路となりました。
次回リベンジということで!

ちなみにこの日レストしてたいまゆーはしっかり翌日これ回収してて、なるほどこれが強さか…とより強く感じました。
追い縋ってやるからな!!!

2021年3月2日火曜日

スタイルって難しい。

 スタイルってなんか難しい話ですよね。

Twitterでちょっと触れたら割と聞かれたりしたので長くなりそうだしブログに書いてみるかって思ってしたためてます。

あくまで主観的な意見なので念頭に置いて読み進めてくださいね。


まず、僕のスタンスとしては

"ノーマットやめれ"ではなく"ノーマット推奨すんのやめれ"

です。

もちろん、ノーマットはすごい事ですよね。

そんなの当たり前にクライミングやってたらわかります。

ただそれをパブリックにこれがベストで素晴らしい事だって推奨していくのはちょっとどうなのかってところでして。

まあここまではTwitterで触れましたね。


さて、じゃあなんで誰もがわかる凄い事をそうあるべきと推奨しないでおこうよって論調なのかというとそりれもまたわかりやすい話で、死ぬから、怪我するからです。

このご時世そうなったときに計り知れない迷惑が多方面にかかるのは容易に想像つきますよね。

あれは良い子は真似しないでねって注釈がつくような行為であって(外でのクライミングってのがそもそもそうなのかもしれませんが)すごいよねみんなもやってみよう!というノリではないと思うんです。


それも文化だという意見の方もおられることでしょう。

しかし例えば〇〇で事故が起きたとして、それがニュースになり、なんて危険なスポーツなんだ!禁止してしまえってなればそこにあった課題やエリアに関するあらゆる歴史や文化は潰えますよね?

もちろん文化や歴史、偉大な功績は口伝とか、書籍とかで伝えていく必要はあると思いますがそれと同時に危険な行為であり気軽にやるべきことではないという事も知らしめるべきではないかと思うのです。

そして、殊更にそれを美しく表現せずともある程度成熟したレベルのクライマーがそこに目を向け挑戦してゆく行為はきっと否定しようが肯定しようが続いていくものだと思います。

であるならば美しいスタイルと称賛されるからとりあえず盲目的にマットなしでやるぜってよりもきっとそこにあるリスクを加味して考え、更に"それをコントロール出来ると考えうるだけのバックグラウンドをもって"トライするという過程こそがきっと重要な気がするのです。

だからといって、じゃあ安全第一だから忍者岩みたくジムよろしく敷き詰めるのはまたいかがなものかと思いますがね?

怖くて出せない一手を今の実力と断念して出せるようになるまで練習してからまた行ったら出来たってのと、怖いからマットたくさん敷いてドカ落ちしてももう大丈夫で出したらたまたま出来たってのは全然違う一手ですしね。

まあそもそもクライミングなんてのは自己満足の世界の話であってなんだかんだ言っても各々で追求するしかないのですが追求することにきっと意味があるので興味が向いたらコントロールできる範囲で追求してみたらいかがでしょうか?

さてさて、もう一つ突っ込んどくと文中の"ある程度成熟したレベルのクライマー"ってどんなだって話ですがそれはつまり強い人です。

強い人はいいんですよ、だって強いから。彼らはいろんなことをコントロールできるから強いんです。

そしてまさに彼らが文化を継承していく人達なのですから。

僕は強い人めっちゃ尊敬してます、だって強いから。

3段だ4段だ5段だってのをバカスカ登るような人はそれができるからこそノーマットにも挑めるのです。

つまり何が言いたいかというと僕らみたいな十分に強くない人がノーマットやるときはその危険性を十二分に理解しておこうねって事です。


あとチッピングはすんなそんな奴はクライミングやめろ!!


2020年5月5日火曜日

隠遁生活。その8

そんなこんなで地元に戻り、戻ったところでジムには行けず、そういえばやってなかった鳥取にある課題に行ってみることに。
河上とはなと三人です。

辺りをフラついてから目的の岩につくと、なんだか濡れてるけどとりあえず出来そうなのでやってみることに。

普通にめちゃくちゃスタート悪くてボコスコ落ちてたんですが、河上君が神様みたいなムーブを編み出してくれて出来るようになり、そのままゲット
隣の課題もそのままゲット

蜻蛉切童子切どちらも鳥取には貴重な好課題でした!
右端の一刀両断ってのは残念ながら水浸しだったのでまた今度!

鳥取の人は是非!!!

2019年9月29日日曜日

夏は暑いし、雨が降る。

数少ない見てくださってる方、お久しぶりです。
またもや溜めてしまいましたが、タイトルにある通り夏のお話です。
7月1日
比較的鳥取からアクセスしやすいお岩に行って来ました。
お目当ては潮神という課題。

立ってるだけで汗が滴るような日でしたが、そんな暑さの中でも岩はやっぱり楽しかったです。
めちゃくちゃいいロケーションの課題で暑いなかでもよき時間を過ごしました。
グレードに関しては僕は一級とかに感じました。
その左に、めちゃくちゃなかっこよさのプロジェクトも!

いつか登りたいものです。
時間があるからと転戦してみた武庫川は着いた瞬間雨に降られて残念ながら即撤退でした。
まあ、そんなこともありますよね。。。
ご一緒して下さって、ありがとぅございました。

そしてその翌週の7月8日と9日。
めちゃくちゃ暑いし降水確率70%越えてるけど我慢しきれなくなったので橋を渡りました。
師匠直伝の奥義、”降水ナウキャストとにらめっこ”をして辛うじて行けそうと判断したのはお初にお目にかかります、ひばりさん。
道中でこんなのを見つけたりしながら

近づいて気付きました、トポを忘れたという大問題の発生に。
なんとなく聞いていただいたいのエリアの位置を記憶を便りに探してみたらなんとなくなんだかそれらしいサイズの岩が転がってる所を発見。
読みは当たり、エリアについたら降ることはなさそうみたいな感じです。
河原に降りて散策し、よくわかんないけど見つけたなんか出来そうなやつをやることに。
そんな軽い気持ちで始めたけど、持てそうだと思ってた所はいざやってみると激悪ホールドだったり、てかそもそもなんかすごいツルツルだったりで大苦戦。
結局めちゃくちゃ本気でトライして

辛うじて勝利を収めました。
ちなみにこの課題、帰宅後に調べたところ影を慕いてという、かの指男さんの初登なさったれっきとした既成課題で、記載によると3段でした。
暑いからだとか思ってたけど、単に難しい課題でした。むしろ難しくて当たり前でした。

なんとかかんとか制したので移動。
行ったことある某福田さんに確認したら、なんともアバウトな情報で場所を教えてくれたので、なんとなくそのあたりに向かいました。
そこで見つけたこれも何かわからないけどやってみようということで

こちらはさっくり。初段くらいかな?
なかなか良い感じだったので目に留まったらやってみてください。
そんなこんなで初日は終わり。

翌日は起きたら大雨だったので例のごとく降水ナウキャストを駆使して導き出したのは尾道という結論。
到着したら雨こそ降ってないものの恐らく前日の名残でしっかり目に濡れてました。
残念ながらクライミングにはなりそうになかったので諦めて尾道ラーメン食べて帰路につきました。
まあそんなこともあるよね。。。。

とはいえ楽しい旅でした。
またよろしくお願いします。



2019年5月30日木曜日

記憶の片隅から。その2

19/03/16
続きまして2018年に参ります。
もはや一つに纏まってしまうのが少々寂しくはありますが…
年越しは東京だったので岩には行けず2日に藤井大先生と初登りでした。

そこから大会が立て込んで、結局岩に行けたのは5月20日

スロベニアにて、クルーダー大先生に連れてってもらったのが2018初岩でした。

楽しすぎてほぼ写真がありません。

自家製ピザパーティー


またまた大会たちで、お次は7月23日目指すはフューチャー

が、こんな感じに…
転戦しようと車を進めたもののまさかの雨。
踏んだり蹴ったりな感じで岩に触れる事すらかなわず敗退でした。

あっという間に時は流れて10月8日はパッとしないまま終わった福井国体の帰り道、御手洗に寄り道です。
謎の二段にボコボコにされ、相変わらず岩魚は出来ず、龍神の雨もやっぱり太刀打ちできない体たらくだったので

謎の課題を登ってお茶を濁して帰りました。

上から見たら結構でかい。

そのまますぐに日本とオーストリアの合同代表合宿で愛媛へ。
時間を見つけて10月15日の夕方2時間ヤコブ大先生とジョージを最寄りの岩へご案内。
しかし残念ながら合宿でぼろぼろにされた指には柊はきつ過ぎたみたいで(当たり前)今回は時間切れ。
また来たいから案内してねって嬉しいことを言ってくれました。
また来てね。

さてもう12月30日、31日とあっという間に年忘れの岩です。
場所は初めて地を踏むクロアチア。
またまたクルーダーさん御一行にお世話になります。
日本からは、おがっち、どひけー、妹です。

ルートの名前は全く分かんないけれども素敵なエリアで
素敵なメンバーで


素敵な時間を過ごしました。

まるでadidasのプロモーションの画像みたいな緒方さん。
絶対にまた来ると決めて、2018年を締めました。

最近の話の前に。

17/06/14
時系列の整頓を。

3月の終わり頃に四国に行きました。
初日は西へ。

追憶とかの近くの棒みたいなの登ってみたら地味に悪くて笑ったり

魚の口みたいなの登ってみると、秀逸だったり

そんなこんなでお客様のご希望で老衰。
しっかり完登していただいて数十歳ほど加齢なさったところで波動へ。

お客様が、波動に苦しんでる間に僕も登ってなかった結ぶ糸を。

めちゃくちゃ不細工な登りでなんとかかんとか納めました。綺麗なラインでした。

お次はムグライとかホフマンのところに。ぽけーっとしてるのもあれなので敗退してたアレへ。
神のご加護を受け、ついにピアニッシモ登れました。

良かったー!

戻って応援とかしてたら時は一瞬で過ぎて日暮れには撤退です。

二日目は奥吉野へ。
天気は微妙で、パラついたりやんだりの中、一通り案内して天気的に出来そうなのが百舌鳥だったのでそれを。
僕は応援しつつ、近くの適当なの登ったり。

惜しいところまで伸びてたけど身体が疲れてきてたので一旦移動してしおけんぴへ。
応援しつつフラついてたらそういえばここ前に登った課題あったなーと思い出し、合間をもらって僕も雨天決行rain or shineを登りました。

この辺りで雨が降ったらやってみてください。
あっさり登れたのですぐしおけんぴに戻って応援。
こちらも惜しかったけれどタイムアップで終了となりました。

短かったけど楽しんでいただけてたら幸いだな。

時は移ろい、5月の初旬。
こちらは高力くんと一緒に因伯兎へ行きました。
結論は敗退です。でも、昔は繋げるどころか考えることすらままならなかったシークエンスをすべてバラせたのは大成長でした。

しかし繋げてくるとどうしてもここに座ってしまうのですよね。。。
次回に期待です。

さらにその翌日、またもや高力くんとです。
朝から鳥取をあっちへいってこっちへいって、昼過ぎに最近師匠が初登した小鹿渓の伯耆星へ。

でかくてかっこ良かったです。
近くにプロジェクトも見つけたのでまたそのうちに。

とまあ駆け足でしたが最近まではこんな感じでした!!

アメリカで。

17/02/08

そういえばなんだったか登った。
かっこいい課題で上が怖かった。

arrowhead SDだったかな?
アメリカまた行きたいです。