2019年5月30日木曜日

現地調整。

17/06/14
最近のお話です。
リードジャパンカップなるものが7/10,11に愛媛にて行われました。
やっぱり時差とか食とか考えると現地調整は大切かなぁと思い、8日から現地入りしました。

新神戸で車を借り、明石海峡を経て日付変わる頃に適当に停車。何かあったときのためにとたまたまクラッシュパッド持ってきてたのでそれをベッドにして就寝です。
9日、目が覚めて地図を見るとたまたま鳴滝から15分の所にいたので調整にちょうどいいと思い立ち、向かうことに。

道中に多々ある、真新しい獣の痕跡に怯えつつ5:40くらいにはフリーダイバーの到着です。

昔来たときはラインを認識することすらかなわなかったけど、今回はしっかりホールドも認識できました。

10回くらい一手目やってたら出来たのですが上部であっさり落ちました。
これはいかんと上部を確認して、また下から。
しかし、まず一手目が確率悪くてポコポコ落ちます。
一手目が止まったタイミングで繋げてくるとまた同じとこで落ちます。

イライラして落ちてそのまま腕を砂に埋めるという謎行為にはしった人の図

こんなことしてたらふと気づきました。
……もしかして持ち方違う?
試してみると、いままで悪く思ってたところがノーストレス。
もはや逆になんでやねん!!でした。
ともあれ無事に登れたのでよしです。

凝縮された課題でした!
こうして2時間の戦いに終止符をうち荷物をまとめて帰り道。

こんなのに惹かれてやってみることに。
スタートは下面の右手サイドジャグと左手カンテ持ちやすいところとで挟み込んでスタートです。
なかなか今風な面白い課題でした。

アベノ神に確認してみたところ初登だったようなのでモダンとさせていただきます。2段くらいでしょうか?お暇あれば登ってみて下さい。
少し上流を見に行って、ポテンシャルを感じて移動です。

行き先は前から行きたかった経典の所です。
それらしき所から下り

完全にヤバいものを見つけて涙目になりつつ河原へ到着。
しばらく歩くとデーーーーンと姿を現しました。さっきの洞穴のことはすっかり忘れるほどのスッゲー。。。。。でした。

25℃を超えててすごく暑いのでぼちぼちやります。
一時間ほど経って

ぬめりがすごくて弾けて落ちる人
になったりしていよいよこれはマット一枚、一人で戦うのはバカだったかもしれないと思いだしたので、このままだとジリ貧と判断しラストトライ。

まさかの越えれなかった1手を止めてしまい嬉しい4分焦り6分の複雑な心境。とりあえず次の手を出すとそこそこ持てる謎のカチをおそらく逆手で握りしめてしまいました。ここで焦りが8分くらいに。理由は簡単です、マットの範囲から外れてるから。とりあえず足を少し上げて安定してみようと動かすとスメア張ってるだけの右足がめちゃくちゃ震えだしてもう大変。もはや握れてるかわからないカチを必死に握り、なんとか両足上げて次を持つことに成功です。
一呼吸入れて次を見ると……あれ?届かなくね??
足ももうこれ以上動かなくね?
次の右手は見た感じまあまあ持てる気がするけど出るときに一瞬左手とスメアの右足だけになる訳でありましてこれはもう絶体絶命です。とは言えども動かなくてもそろそろ限界なとりあえず落ちるかもしれない場所だけみてお祈りしながら出すことに。……止まったー。
あとはもう適当にマントル返して安全な所に。
ほんと、生きてて良かったです。

終わった瞬間に力尽きてぐったりしてるのがハイライトです。グレードは良くわかりませんがすごい課題でした。

登り終わったら洞穴を思い出したので急いで撤退です。さっきのところは怖くて通れないから適当に斜面登って車へ。

そろそろ会場の方へ向かいたいので一路高知方面へ。
しかしなぜか車がこっちを向いて到着したのは先日の因伯兎。
水量が少なく快適にアプローチしてさっと準備してシークエンスを思い出して。

状態良かったので結構持てて3回目で終わりました。前回の種まきが実ったのでよかった!3段とか?4段とか?グレードわかんないけど面白いです。

さぁ、どこだか知らないけどおそらくホテルは松山だろう!ってことで松山方面に向かうとなぜか車が止まり、何事かと河原へ降りてみると不思議なことに目の前にセロシアが。
こちらも前回敗退したけど種まきが実ったみたいで数回で登れました。

これもいい課題でした。

そんなこんなで四国を横断してたどり着いたと思った松山でホテルは西条と知り、そこからさらに40分かけてホテルへ。

ちなみにコンペはめちゃくちゃ筋肉痛だったけどラッキーで二位になれたので調整は成功したみたいです。

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